まだ「#ブログ書け」で消耗してるの?
「ブロガーはSNSを活用すべし」これは多くの先輩ブロガーが言っていることだ。
私が大好きなブロガー、ヒトデさんも言っているしリベ大の両学長も言っていたことである。
開設してまだ半年もたっていないブロガーの私でも基本的にSNSの併用のメリットは実感している。
SNSからのアクセス流入はバカにはできない。
実際、私のサイトの上位アクセス記事はほとんどがTwitterからの流入がメインの記事だ。
しかし、そうしたメリットを感じる一方で昨今のブロガーの行う手法にはいささか疑問を持っている。
今回はブロガー界隈の昨今のあるあるとそれについての私見を書いていきたいと思う。
申し遅れたがFateとイギリス旅行という、私の人生を変えてくれた2つの分野をメインにブログを書いているカーツといいます。
ブログの方とキャラが違うかもしれないがnoteは自分の中の思っていることの吐き出し口として使っているのでこういう言葉遣いになるがご容赦願いたい。
ブロガー界隈の量産型あるある1 〇〇祭り、〇〇砲、相互フォロー企画にひたすら参加する
ブログ、副業界隈では〇〇祭り、〇〇砲、相互RT企画というものがあちこちで行われている。
【〇〇祭りとは】
〇〇祭り、とは〇〇祭りを宣言したツイートのリプ欄に自己紹介や宣伝をしていくものである。
祭り参加者はリプの中から自分が気になったブログやアカウントと交流を深めていき切磋琢磨しよう、というのが目的だ。
【〇〇砲とは】
ツイート主が○○砲、と題して何名かのアカウントを紹介するものだ。
だいたい以下の3つが条件になっていることが多い
・企画主催者をフォロー
・企画の該当ツイートをRT
・企画者にフォロー、RTを報告する
インフルエンサーからの紹介ツイートは莫大なインプレッションをもたらしブログのPV増加が見込める、のがメリットらしい
【相互フォロー企画とは】
文字通りお互いにフォローしあって相互フォローすることでフォロワーを増やすのが趣旨だ。
お互いの固定ツイートのRTがミッションとして課していることが多い。
これによって固定ツイートのインプレッションが増え、フォロワーも増えてみかけだけは大きなアカウントのできあがり、というわけだ
私も最初、3週間ほどこういう企画に参加してみたがはっきり言って時間の無駄だった。
インプレッションだけ増えてもプロフやブログへの流入は全く増えないのだ。
それでは本末転倒なのだが事実としてインプレッション数が通常の数倍のツイートでもプロフや張り付けた記事へのアクセス数はほとんど何もしていないツイートと変わらないのだ。
嘘だと思うなら私の友人であるユウさんが具体的な数字を出して記事を書いているから見に行くといい
この記事を読めばこの手法は無益なことがわかるだろう。
【Twitter】企画に参加するメリットは?| アナリティクスの現実を晒す
しかし実はインプレッション以外に増えたものもある。
それが次に紹介するあるあるだ!
ブロガー界隈の量産型あるある2 TLのツイートにひたすらイイネをつける
とにかくひたすらTLに出てきたツイートにイイネをつけるのだ。
イイネをつけることでツイート主に認知してもらってプロフのクリックやフォローしてもらおう、というのが狙いだ。
選挙カーで立候補者の名前をひたすら連呼するのと同じだ
まぁ、名前は覚える。
こういうのに参加していたころはフォローしてないのに無駄にいいねをいっぱいつけてきた人の名前はなんとなく覚えていた
今?
そんな奴らの名前をいちいち覚えるほど暇ではない
しかしそんないいねをしてくれた皆様へ私が思ったのはただ1つ
「こいつら、こんなにイイネしてくれるのにリプもフォローもしてくれないな」
そう、思いっきりネガティブな印象しかなかったのだ。
なんなら監視されているのではないか、という気味の悪さすら感じていた。
彼らは愚直にどこかで習った手法を実践しているのだろうが相手にどう思われるか考えたことはないのだろうか?
もしくは1度でもその効果をデータとして集計したことはないのだろうか?
ブロガー界隈の量産型あるある3 有名ツイート主のツイートへひたすら称賛の言葉を浴びせる
インフルエンサー、と呼ばれる人のツイートリプ欄でひたすら賛辞の言葉を並べるのだ。
さながら新興宗教の教主様と信者の関係のように。
これも狙いは同じく自身のアカウントを多くの人に認知してもらうのが狙いだ。
あわよくばそのリプに対してツイート主から反応をもらったりなんだったらRTしてもらいたい、というのが本音だろう。
しかし多くのリプがあるようなツイート主からしたらただの賛辞の言葉なぞ自身へのメリットがないので特に反応せず終わり、良くてイイネがつくくらいである。
もちろんツイート主にとっても有益なリプであれば別だろうが
たとえRTされてもそこからアクセスはさほど伸びることはない。
実際に私もツイート主のツイートの根拠になりそうな偉人の名言を引用してみた結果、リプとRTをもらったことがある。
プロフへの流入はあったがフォロワーが増えることはなかった。
私のツイートにさほど魅力がなかったのが一番の原因ではあるが彼らからしたら単なる商売敵の敵情視察でしかないのだから。
ブロガー界隈の量産型あるある4 記事を更新したらとにかく「#ブログ書け」をタグ付けしてツイート
私も記念のつもりでやっているのでこれは自戒も込めたあるあるだ
とにかくどんな記事でも投下したら「#ブログ書け」をタグ付けして記事を宣伝するのだ。
「#ブログ更新」の方が適正な気がするがそんなことは関係ない。
「#ブログ書け」の方がユーザーが多いのでインプレッション数が稼げるのだ。
たとえその記事がブログ運営にまつわる記事であってもなくても関係なくタグ付けすることが多い。
しかしそれが有効か、というとそうでもない。
相変わらずイイネだけは付くがそこからブログへのアクセスまでいくかというと難しいところだ。
もちろん、ブログ運営に関する記事ならハッシュタグとユーザーの方向性があうのでアクセスが期待できる。
実際、私もトレンド記事とその分析記事を感想についてはアクセスが多かった。
書いたトレンド記事 宮迫、串カツ田中を買う
分析記事 【人を選ぶ】初心者ブロガーがPVを一気に稼ぐ方法【Google検索1位獲得】
分析記事その2 トレンド記事を投稿して起きたまったく予想していなかったの事
逆に自分のブログのメインジャンルであるFate、海外旅行についてはアクセスがほぼなかった。
量産型の行動をやめてよかったこと その1 ブログに注力できるようになった。
ではこれらの行動をしなくなってどうなったか、というとブログに注力できるようになったのだ。
私がSNSの使う理由の1つはブログへのアクセスを増やしたい、というものだった。
そのためにSNSを始めたのに肝心のブログ執筆に時間をSNSに奪われては元も子もないのだ。
実際そういう行動をしなくなった5月は過去の月間投下記事数が過去最多となっている。
その後自分なりに考えたSNS戦略を駆使した記事がPVを稼いでくれてPVは過去最高。
ASP収入も初めて発生するなど良いサイクルが回り始めているのをじっかんしている
量産型の行動をやめてよかったこと その2 本当の意味でブログ仲間ができた。
これまた以外に思われるかもしれないが量産型の行動から脱却してからの方がブログ仲間は増えた。
ブログジャンルはまちまちではあるがお互いの記事の感想を言い合い、その他にもブログ運営やTwitterでの界隈について話せる貴重な仲間である。
余計なツイートをせず少人数の本当に共感できそうな人のみと交流をした結果、その人のフォロワー共繋がったのだ。
私がアカウントを作った目的の1つがブログについて語れる仲間が欲しかったことなのでこれは本当にうれしかった。
TLにあるツイートをデータではなく個々人の言葉、として見てきた結果である、と勝手に思っている。
ただ、これで交流ばかりにかまけたら本末転倒なのでそこはしっかり区切っている。
でもいつかオフ会したいなぁ、という淡い期待は抱いているしそれくらいには彼、彼女たちのことを大切に私は思っている。
量産型の行動をやめてよかったこと その3 自分のブログの読者になってくれる層がどこに多くいるのかを考えられるようになった
量産型の行動をやめる、ということは自分で考えて行動することと同義である。
私のブログの購読層とブログ界隈は正直マッチしていない。
なのでまず、自分のブログを本当に読んでくれそうな層にのみ見られそうなフィールドでのみ記事のURLを張り付けるようにした。
そのツイートはいいね、RTこそ少ないが(なんなら0の時もある)アクセス率でいえば前の数倍高くなっていた。
なんなら今の最も読まれている記事はサーチコンソールで見る限り検索流入はPVの10%にも満たない記事でSNSからのアクセスがメインになっている。
次の課題はそれらの読者のリピート率を高めることだがそれは今後の私の努力次第だろう。
その為に記事のクオリティを高め、読者がまた来たいブログを作らなければならない。
SNS戦略も今のままではダメなので次の戦略を建てなければならない。
考えて行動することが何より大切なのだ
まとめ 自分の頭で考えて行動しないといつか痛い目を見る
結局のところ言いたいのは「自分の頭で考えて行動しろ」だ。
量産型、とバカにしたが別にそれがダメなわけではない。
ただフォロワー増やすことだけが目的なのであれば相互フォロー祭りなんて正解も正解、大正解である。
今はフォロワー購入したらアカウント削除されるので一番手っ取り早い手段といえる。
しかし、自分の目的が別にあるならまず、そのための戦略を試行錯誤しながら実践していくことが大事だ。
誰かに言われたことを繰り返しても意味がない。
ただ流されて行動していけば阿漕な商売をしている輩に騙されて時間もお金も使わされる恐れもある。
いついかなる時も自分で考え行動を起こすことが何より大切なことなのだ。
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