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ガレット・デ・ロア

毎年1/6の公現祭の日にガレット・デ・ロアを焼いている。パイ生地から作る本格パイだ。
今年になって日本で盛んにガレット・デ・ロアを話題にしている。作り方、歴史etc….が、それを見聞きしてモヤモヤしているわたし。

昨日に引き続き、アメリカに来たばかりの話だけれど、クリスマスシーズンにプロテスタントの教会で「あなたはクリスマスをお祝いするの?それともイベントとして楽しむの?」っと聞かれた。
クリスチャンホームで育ってクリスチャンのわたしはお祝いするという考えしかなかったので、その質問ではじめてイベントと思っている人の存在を意識した。
そう気付かされると、「ちょっと日本おかしいぞ?」(日本だけじゃないかもしれないけど)
公現祭、イースター、セントパトリックスデー、サンクスギビングデー、クリスマス、節分、初詣、七五三・・・・。
何を信じても、何をお祝いしても、ただ楽しくてもいいんだけれど、ちょっと自分は何を信じてこの日を過ごしているのか思いを巡らしてほしいのだ。

公現祭は、神の子イエス・キリストが生まれてからはじめて人の前に姿を見せた日。3人の王たちが時間をかけて旅をしてやっとイエスに出会えた日。
父なる神の気持ち、王たちの気持ちそんな思いをちょっとでも思いながら、楽しいゲームも一緒に焼いたガレット・デ・ロアを食べて欲しいのだ。

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