霧ヶ峰 6/30/2024
ノビタキ&ニッコウキスゲ
霧ヶ峰のニッコウキスゲが今季も優勢らしい。週刊天気から日曜朝のワンチャンスしか選択肢が無さそうと思い、雨空を気にしながら夜駆け3時間の後現着にて周囲は霧で真っ白。
20分程仮眠、目が覚めると空の合間に青い光と赤い雲。急いで支度をし、最近の運動不足を痛切に感じながら丘の上まで息を切らせて登る。
夜明け前のニッコウキスゲの撮影はとても苦手。ロープで仕切られた通路からの撮影で、花に寄れない上に無風だった経験が無い。今朝も2-4mの風で花はかなりユラユラ、その上曇り空で暗い暗いisoが必然的に跳ね上がる。
それにしても開花の早い事、1週間は確実に早い気がする。春花の撮影で霧ヶ峰は久し振りだが、レンゲツツジ、コバイケイソウも早かった様子。
一面のニッコウキスゲを眺めながら、やはり野焼きはツツジ等には酷であるが野草には必要なのだと感じたが、一昨年前の火災にてノビタキのヒナも被害を受けていると横の御仁からお聞きし、少し考えさせられた。
風景撮りを早々に切り上げ一旦車に戻り撮影機材変更、ノビタキとニッコウキスゲの撮影開始。日曜日朝でハイカーも多く通路幅も狭いので、ストレスになる三脚は無し。ノビタキは黄色い小さな前掛けが可愛い、黄色い花畑でのさえずりを聞いているととても心が和む。背景に青空が無い事が悔やまれるが贅沢は言えない。
撮影していると多人数の風景撮影御一行が、どうも大型マイクロバス仕立ての自然奏さん関係の撮影ツアーらしい。少々遅いお着きなので車山肩方面を巡って来たのかと思う。隣の御仁から肩方面の咲き具合は場所によってまちまちで多い所で4分咲きって感じとの事。
想定以上に雨の降りだしが早く、ノビタキ撮れ高は低めだが満足感の高い2時間でした。
30 Jun. 2024 ©2024 Kirrylog
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