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【ヒプステ】BOP2023の好きなとこ全部全部全部言う【現地レポ有】

   







ナナナナ〜♪
ナナナナ〜♪



ヒプステのジョイマンから失礼します。

喜六(きろく)と申します。


この記事は、
9月10日に開催された伝説のライブ

『ヒプノシスマイク-DIVISION RAP BATTLE-』Rule The Stage-Battle Of Pride2023- 大千秋楽公演

を主軸に、私が現地にて参加した大阪両公演との違いを交えつつ

・感想
・好きなとこ
・勝手な妄想
・絶叫、汗、涙

その他様々に呼び起こされた私の感情を、できる限り全部全部全部記録するための記事です。
ABEMAにて配信されているアーカイブを元にしていきます。









・初回開演前

すみません。こっからです。
開演前のことから言及します。"全部"言うやつなので。

私が現地参戦したのは、9月3日に大阪城ホールにて開催された初日公演。マチネ、ソワレ共に鑑賞。
灼熱の太陽がきつく照りつけ、物販や入場待ちの大行列の中、皆さん日傘をさしておられました。


見事な晴天に恵まれました

マチネが12時からスタートするため、11時の開場に合わせて到着したのですが、
この時点で既にカプセルトイのDDBアクリルスタンドだけ早々に完売。


正直かなり欲しかったのでショックでしたが、同時にDDBの人気っぷりが実感できて嬉しくもありました。
この後の公演でもDDBアクスタが1番に完売し続け、まさに伝説のグッズに。
ゲット出来た方々、羨まし~。

買い物を済ませ、なんやかやで入場。
すでにオタク達は汗だくに。
座席はマチソワ共に2階スタンド席後方という、
普通ならばちょっとえ~……っとなる席運でしたが、ヒプステはどの座席でも楽しいことで有名なのでまったく不安はありませんでした。(予想通り、めっちゃ最高だった)

着席し、ライト部分が大ぶりでキラキラで可愛くて大好きな、ヒプステジュエルリングライト。を装着。
公演中に電池切れるのが怖くて、
いつも開演ぎりぎりまで点灯せずにケチっている貧しきオタク(私です)。
原作ライブよりも、オリディビのぶんライトの色が多くてカラフルな海を見渡しながら、
ああもうこのライトを装着するのも最後だな。
などとセンチメンタルも束の間。
いよいよ開演です。



・オープニング

今回のオープニング!!!!大好き!!!!!!

あの火花飛び散る赤い街並み、
恐らくヒプマイ世界における第三次世界大戦中の戦禍にある市街地だと思われるのですが、現地だと音の迫力、火花のデカさにゾッとするほど臨場感がありますね。

銃弾に倒れゆくDDBと、原作には一切登場しないもののヒプステでは定番となった、山ちゃんのナレーション。
これを観ると一気に
「来たぜ……H歴……!!!」と血が騒ぎます。

私たちが『H歴の女』になってゆく没入感、これがあるのと無いのとじゃ全然違うのではないでしょうか。



・Battle Of Pride 2023(1回目)

DDBがめちゃくちゃ光ってる!?!?!
なんか……いつもより……レインボーでしたよね!?最後だから!!??
このLED衣装は生で見ると本当に色鮮やかで美しく、これだけでも現地鑑賞の価値があります。もう元取れた。

そして山田一郎、まさかの黒衣装での登場。
ド肝抜かれましたね。
いっつも黒衣装は最後のお楽しみだったから……。
今思えば、大千秋楽ラストのあの演出のためだったんですね。

あと三郎の登場シーン、
跳び方が ♡フンワリ♡ としてて、え、マジモンの天使落ちてきちゃったの?と思いました。
羽がちっちゃいタイプの天使。

そして水江銃兎が絶好調である事をこの時点で確信。今回ずっとなんか降りてきてましたよね??
信じられないくらい飛び上がる獄も健在、嬉しい。

D4の黒衣装、私は生で見るのは初めてなので楽しみにしていたのですが、
レーザーライトが赤黒すぎて
遠くからだと何も見えないという悲劇が発生。

しかしぼんやりとでも
その存在感や動きがかっこよすぎることが理解"わか"り、アリーナ最前列の人と同じくらいギャーーーーーと言いました。
D4パートのバンスバンスは変則的で難しく、
初日はバッ……!?バッ……!と戸惑っていたオタク達ですが、千秋楽には完璧になっていて感動した。


41人全員が出揃い踊り狂うサビ、言葉にするなら


「ヒプノシス来迎図」
「ビュッフェ全盛り」
「店中すべての台が大当たりしてるパチンコ屋」
「世界の繁華街、凝縮してみた!」
「バグって全員同時に来たボスラッシュ」
「イケメン地球代表選抜大会決勝戦」

うーん全然足りませんね。

どこを見たら良いのかわからない、目も脳も足りない情報の大洪水。これが、バトルオブプライド……。

ヒプステを見てる時だけこういう化け物に変身したい↓



前半戦・チーム曲ゾーン

・ブクロ1曲目『To The Top』

ブクロの楽しいやつ。
原作ライブさながらのサイファーから始まるとこ、大好きだ……。
どれだけのリスペクトと愛情がこの数秒に詰まっているのだろう。

そして、皆さんは、一郎の肩チラについて、どう、思われますか?
偶然か、故意か……(腕組みオタク)
全身いっぱいに使ったダンス、そしてピッタリ揃ったラストのポーズ、元気がでます。


・ヨコハマ1曲目『Let Me Hear You Say』

ヨコハマの怖いやつ。
不穏なピアノ響くイントロ、からの間髪入れず暴力的な左馬刻パート。たまらないですね。
track5でもありましたが、ヒプステの左馬刻のリリックは、具体的に身体の部位を挙げてって破壊してくのが、まさに武闘派で最高!

理鶯のバース、「♪手加減は一切無いスパルタ」の部分の振り付けが"完全なスクワット"で凄い。ダンスからシームレスに綺麗なスクワット、立ち上がって即また踊り出す、流れるような高負荷。
まさにスパルタ。
ちなみにナゴヤ曲の獄パートにも同じ振り付けがあり、これは筋肉さん専用ダンスなのかもしれない。
サビで花道を歩く姿、黒衣装も相俟ってフィルム・ノワール(犯罪映画)のワンシーンのよう。この3人、歩いてるだけで作品なのよ。
左馬刻が先導、追従する二人というヨコハマ不動の陣形が生で見られて鳥肌でした。


・シブヤ1曲目『Shibuya Jump Around』

シブヤのかわいいやつ。
この曲F.PvsM.T.Cで初めて聴いてから大大大好きなのですが、今回が1番良かった……!!
ビョンビョビョン♪という奇妙で不思議なイントロが脳に染み付く。
「はーいみんな元気ー?」で乱数ちゃんがせり上がって登場するのですが、ここからの一連の動きがちょっと神がかってます。

安井さんの乱数、1秒たりとも可愛くない瞬間が無いんですよね。
指先つま先髪の先まで全神経をかけて、常に全力の"かわいい"を表現されている。
今回それが究極進化を遂げてました……。乱数のバース10秒間の奇跡、永遠に語り継ぎたい。

帝統は言わずもがな、ヒプステでもトップクラスのラップスキルとダンスを、いとも軽々披露してしまうので、かっこいいのに……チャラい!!!二の腕大サービス。
「♪出る杭は打たれるって……」の振り付け可愛すぎて、令和ではありますが、しっっかりと、"萌え"させていただきました。

そして幻太郎の麗しい顔と声を、黒衣装のリボンが可愛くまとめあげていて完璧な調和だ。
この曲のリリック好きなところいっぱいあって……。

「♪世間様に付和雷同、よりもFlingPosse私たちにRide On」
「♪気にしないよマジョリティー 早く行こう遊びに!」

跳ねるような自由なフロウだけど、苦しい世間の中でもがきながら生きてる、そんなポッセの生き様が現れてる。
サビのダンスも全部大好き。
ヒプステの振り付けってたまにかなりコミカル?コケティッシュ?で攻めたものがあるけど(レッスクワッのおばけダンスとかね)、これはその極地だと思っています。
シブヤにしか許されない。
全力腕ぐるぐる、最高に楽しかったな……!!!
猫ひろしみてぇなMCも良かったです。


・シンジュク1曲目『Shinjuku Big City of Dream』

シンジュクのダンスむずいやつ。
シンジュクだけ、背景のモニターにスパンコールが大量に舞ってるのが好きです。
重低音を乗りこなす、一二三のハリのある高らかな美しい声!新木さんの佇まいの麗しさ、白い歯、何もかもジゴロだ。

そして今回全員が驚愕したであろう、井出独歩の仕上がりっぷり!!
声質、区切りの付け方、息の抜き方、何もかも本家の伊東健人にそっっくりで絶叫してしまいました。
一二三、独歩に先導されて花道を歩く先生の壮大さ……これぞ麻天狼……涙……。

そしてサビの指の動き、私はまだ理解出来ていません!!!!!!!!!
本家麻天狼さながらのふわふわとしたコーレス。
曲やお芝居以上に、こういう所が声優さんと重なってくるのは、彼らが真摯に麻天狼を愛してきた、その積み重ねのうえに起きた奇跡ですよね。

・ナゴヤ1曲目『三位一体 Bad Ass Temple』

ナゴヤの爽やかなやつ。
とんでもない飛距離で登場する空却、体重が、無いのか?

何故かは分からないですが、ステージを端から端まで全力疾走してた十四くん、細めの大型犬みたいで可愛すぎたな。
あと彼の衣装、レザー風生地のドレープが重ために見えるのに、異常に柔らかく動いて魅了されます。魔法??
空却を軽々持ち上げ、そして満更でもなさそうなリーダー。
この2人って昭和の漫画の「やんちゃ少年と心優しき巨大ロボ」みたいで癒されますね。

スタッズがゴリゴリ付いたえげつないジャケットを来た3人組が肩組んでこっちに歩いてくるの、怖すぎる(喜)。

獄は初回公演の時から一貫して、MCで販促をしていて解釈一致です。
急に「学校へ行こう」みたいになる十四、直後にシームレスにV系になるのが面白すぎる。


・オオサカ1曲目『ほんまええトリオ』

オオサカのかっこいいやつ。
今回は簓のギアが三段階くらい跳ね上がっていて、荒牧さんの本気を感じました。

天谷奴零……黒衣装+サングラスという反則の出で立ち……。
私服みたいに着こなしてるから困ります。
やめてください、私はオフクロとして、あなたにときめく訳にはいかないんです。



零ちゃん「♪十中八九すらも 10にするライムを 吐くぜェ♡」
私「助けてーーーーーーーーッッッッ泣泣泣」←これを、毎回やっています。



完全回替わりのアドリブMC、絶対笑っちゃうの本当に凄いし、なんとかして全部円盤に収録して欲しい。
零が簓と一緒にボケをやって、盧笙に全力で突っ込まれてマジで楽しそうにしているのが……オタクは……嬉しくて……。


・アカバネチーム曲『We Are North Bastard』

カズ……!!!!!!!!

カズ……!!!


track1を見たオタクは、カズを見ただけで反射的に唇かんで泣いてしまうと言われていますが、私もそうです。

しかしカズの黒衣装、天才的だなぁ……。
王の象徴でもある大きなマントだけど、それは自分を実態より大きく見せている。
カズのキャラクター性に寄り添いつつ、あの絨毯みてえなマントを見事に操る岸本さんの技巧に毎回ため息。

後ろのモニター、大きなフラッグに隠れてタヌキと蛇がいるのですが、初見時はそれが何か分からず、なんか抽象的な……モンスター……?と思ってました。

蛇穴パートの
「♪年中こもるラボ」と「♪道の途中だろ」の気持ちいいとこがコールできて本当に嬉しい。

3人が蛇のように姿勢を低くし、のそ……のそ……と花道を這い寄る通称「アカバネウォーク」が正面から見れました。成仏!!

狐久里くんのダンスパフォーマンス、人間離れすぎましたね。縦横無尽すぎて、ピンボールのやばい時みたいになってたもんな……。
遠くから俯瞰で見てても、残像出来てるんですよ。
南部さんのインスタライブで、「せっかくセンターステージだから、360度全部にアピールしたい(意訳)!」というようなことを仰っておられ、ではあの腹チラ超えてもはや脱いでるみたいなファンサも、南部さんの思いやりあっての事なのだな……と涙ジワリでした。


・アサクサチーム曲『アサクサBounce』

祭りだーーーーーーーーッッッッ
でっかい花火と共に打ち上がるように登場する3人、最高でしたね!!!
現地で離れてモニター見るとすごく綺麗に見えて、まるで本物の花火みたいでした。

甚八さんの、ホールを割らんばかりの「鬼瓦ボンバァーーーーッッズ!!!!!!!!」、会場付近の鳥が全て飛び去っていたそうです。
念願叶った生セイヤッソイヤッ、楽しかったなぁ!

3人の法被のお揃いの金の刺繍が、キラキラと光を反射して綺麗で……。
お祭りのお神輿って金ピカで煌びやかですが、今回ばかりはこの3人がお神輿にも勝る祭りの主役でしたね。

道四郎さん、めちゃくちゃ美少年なのに言葉もダンスも江戸っ子気質で荒っぽいからドキドキしてしまう。
正宗さんのあの人懐っこい笑顔で繰り出されれば、たとえ誰が今やんねんなアッポーペンネタでも大喜びする他ない。


・道頓堀ダイバーズの曲『School Rap』

"青い春"って、彼らのための言葉ですか???
もうね、涙腺が緩むんですよ、ハルが元気いっぱいに踊っている、それだけで……。

道頓堀ダイバーズの、空を翔るような軽やかさ
それはもちろん俳優さん3人の高い身体能力に拠るものですが、それが10代の彼らの無敵っぷりを存分に表してる。

制服のような激カワ衣装の力もあり、本当に高校生にしか見えなくて、
「10代なのに……こんなにステージで立派に……偉すぎる……!!(号泣)」ってなりませんか??

初日ではいつも通り揃ってなかった「道頓堀ダイバーズでーーす!」が、最後の最後で最高の形で揃うのも、なんかもう……
卒業式……??え、卒業……するんですか?(そうだよ)

で、高校生!カワイイ!とか油断してたら、リョータのえげつないブレイクダンスでやられるんですよね。
リョータ、さぞ学校でモテるんだろうね。
関西のJKは男子に「顔がいい」「運動出来る」より「面白い」を求めるので、全て満たすリョータはクラスでも最強格ですね。



・糸の会の曲『幸福世界・粘糸』

曲が始まった瞬間、周りのお姉さま方が人差し指を天に向けたまま微動だにしなくなってしまい、本当に怖かった。


弾襄様、遠くからでも御髪の美しさがわかって凄かったな……。
まさに蜘蛛の糸のように、ステージ上から客席へ、全方位に白いレーザービームが照らされ、絡め取られたように錯覚しました。
弾襄様の美しさ、音楽、演出、全てが一体になって糸の会の世界を形作っているその中に、『私でーーーーす!!!!』と叫ぶ信者達……。

全力で叫んだ瞬間、あ、完成した。と感じました。


・D4の曲『脱獄』

歌い出しギリギリまでふざける時空院に持っていかれましたね。

初日、
やったーーー!!D4だーーー!!
と、ときめく準備満たんで望んだらいきなり「メリーーーーーークリスマーーーーース!!!!」と絶叫され、不意打ちすぎて爆笑してしまった。

サイレンの音に呼応する赤いレーザーがマジでカッコイイです。

谷ケ崎、なぜアクロバットしながら歌えるのでしょうか????
と思っていたら俳優の高橋さんのインライで同じ質問をした方がいて、
曰く「なんか、やったらできた」だそうです。
あまりにも谷ケ崎すぎる。

あと、谷ケ崎はサビでD4のハンドサインを、全身使って本当に一生懸命振ってて……愛おしくて……。

時空院が谷ケ崎のことを「伊吹」と名前で呼ぶの萌えすぎですし、
大暴走する時空院を制御しようとして育児ノイローゼになってる燐童くんは可愛いし、
有馬くん全然喋らないのに皆が暴れてるのを離れたとこからジッ……と見つめてて猫みたいだしでもうオタクてんやわんやでした。

D4の黒衣装、配信で動いてるとこちゃんと観るとあらためて思いますが……
ナカサチさん(衣装担当の方)に何か"人ならざるもの"が降りていたとしか思えない。
こんなにストレートにカッコイイものってこの世界にそうそうない気がする。


中盤戦

・TDDの曲『King Of Kings』

大阪城ホールにTDDが降り立つことの、"意味"!!!!!!!!

すみません、こればっかりは、いわせてください、今から早口になりますが……

2019年、原作の4thライブにて、キャパシティはそれまでより一気に跳ね上がり、大阪城ホールでの開催が決定。
最新アルバムを引っ提げ大盛り上がりの中、TDDがライブ初登場を果たしました。

私も現地で見届けたうちの1人です。
これまで決して揃うことのなかったリーダー4人が、メインステージではなくバックステージに集結し、最高のパフォーマンスを見せてくれました。
そのバックステージが、ちょうど今回のセンターステージと同じくらいの大きさです。

こんなん……もう……"伝説"がダブって見えますやん(号泣)……。

一郎、左馬刻の順でセンステに到着してましたが、
乱数と先生を待っている間、特にくっついたりする訳でもなく、
「やる事ねーな……」みたいな感じでお互い離れて反対向いて遠くを見てたのがなんかウケましたね。

座席は一郎のダンスが正面から見れる位置でした。
短ランの計算され尽くしたCGみたいな完璧なはためき方、この目で見たはずなのに未だ現実感がありません。

ステージに戻る途中の「例のアレ」、大阪公演では一郎と左馬刻はおろか、乱数と先生ですらやっていなかったので、
千秋楽配信を見た時はシンプルに「ずるい!!!????」て叫んでしまいました。

でも多分やってても位置的に見えなかっただろうから、これで良かった……のかな……?
アリーナで目撃してしまった方々へ、ご冥福をお祈りします。



・一郎と空却の曲『BACK IN THE DAY』

間髪入れない出番で、一郎が可哀想なくらい汗だくになっていましたが、オタクも同じくらい汗だくでした。

この曲はtrack5が初出の劇中曲で、公演当時、空却は映像出演のみでした。
なんどもBDで観た映像だったので、
当たり前のように空却を映像だと思っていたのですが(よく考えたらそんなはずは無い)
なんか普通に3次元にいて動き始めたのでえ???????思考停止。でした……。

オタクの夢叶えたろかスペシャル。 

ようやく私はここでBOP2023が、
本気"マジ"で私たちを成仏させにかかっている
あの日あの時出来なかったことを全部見せようとしてくれてるのだと、その覚悟に気づいたのです。
気づくの遅いよ。


2次元から出てきた2.5次元の空却が、3次元でそのまま動いてる……。
今自分は何次元にいるのか?平衡感覚も失うような衝撃でした。

あと普通に一郎のラップが上手くなってる。当時とアプローチが変わってて、
まだ成長するんかい、と空恐ろしくなりました。

徐々に洗脳されてゆく空却の、見てるだけで苦しくなるような演技。

ラップがうますぎなので忘れてしまいそうになりますが、そもそもこの人たち俳優さんなんですよね。
短い曲中に、演技をしながらそれをラップに乗せる、ヒプステの真髄が現れていたように思います。

映像ではない、人対人のやり取り。
後半はもう胸がズキズキして痛くて、腕を振るのもままならず、ずっと祈るように胸の前で組んでしまっていました。


・左馬刻と簓の曲『DREAM TALK』

こちらも同じく、今回初めて生身の
MCD簓が顕現しました。

コポォ……wこれは左馬刻が見ている夢の中、という設定の曲なので映像での出演がしっくり来るのでつが……w(早口)

というのはオタクの詭弁、
生MCD簓の色気の前には全てが建前

失礼ながら今まで、
ステージの簓に対しては色気やカッコ良さではなく、
可愛さや人間臭さを感じていたのですが見事にひっくり返されましたね。

青いスーツを着ることで肌の青白さも強調されて、この世のものでないような印象すらあります。

スーツの丈感が絶妙で、筋の通った首元や繊細な足首にどうしても目がいってしまう。
あえてツヤ消しされているのでしょうか、唇は少しくすんで、いつもの天真爛漫な印象ががらりと変わって……。

しかもそんな不健康ガラ悪イケメンが、左馬刻を想って声を荒らげ、熱いゲキを飛ばすのですからもう狂いますよね??
ふっ、と笑顔を見せて去っていくけれど、それすら全ては夢の中……という儚さ、掴みどころのない存在の不確かさ。
どうしようもなく掻き立てられます。色々と。



・track5テーマ曲『Shout Out to the Revolution』

「シャッッアウトゥザレーボリューション!!!!」
↑これ、普通に曲の一部?だと思ってたのでコールしちゃダメだと思ってましたがそんなことは無かったらしく、安心してめっちゃ叫びました。
ちょっと長くて楽しい。

この緊迫感のあるイントロ、大好きです……。

track5は大好きなTDDの待望の舞台化ということもあり、
公演が決まった時は本当に嬉しかったのですが、コロナ禍であったり、個人的に気がかりが多かったために、泣く泣く現地参戦を諦めたという苦い思い出があります。
今回初めて大きな音で体感する事が出来て、またひとつ心残りを解消してもらえました。

イヤモニをサッと外して「ドミィネィター⤴︎」を客に言わせる有馬くん、かっこよすぎる……。
初回公演のとき、衢くんが映像出演することすらアナウンスされていなかったため、
一瞬画面に写ったリアルなサイズの彼を「え!!?本物!?」とビックリしました……。
出て欲しかったな……。

これまでのカラフルでキラキラなステージとはうってかわって、
白!黒!赤レーザー!
シンプルなステージ構成が本当にかっこいい。

今は消え去った過去の物語であること、それでも彼らが全力で生きていたことが、このステージを目の前にすることでようやく肉体に染み渡った気がする。



ソロ曲ゾーン

・獄のソロ曲『弁護士・天国獄』

↑シンプルで完璧な曲名、う れ し す ぎ る

意表を突くセットリスト。
まさか全員のソロやるとは思わなかったし、
TDDの直後に獄が来るのは予想外すぎてひっくり返りました。
しかも、BATvsMで初めて観て以来大好きな曲!
途中でめっちゃ転調する難しい曲だけど、獄のどっしりした声に安定感があって惚れ惚れする。

あと獄はめちゃくちゃ踊れるしアクロバットも出来るけど、
この曲の時はきっと弁護台に立ってるイメージだから、サビでは立ち位置を変えずに真っ直ぐこっちを見てるんですね。

ここの獄の立ち姿、
上からリーゼント→でっかい台形→真っ直ぐすぎる脚→でっかい足
の完璧な2次元的バランス
現実なのにデフォルメされてる?


・十四のソロ曲『マイ・ヒーロー』

これまたBATvsMから!

10代の青年らしい、真っ直ぐで伸びやかな歌声が、
青くて折れない十四の精神性をストレートに表現していてぐっと心に刺さりますね。
配信で見るとわかるけど、十四、お人形さんみたいなキラキラした真っ直ぐな瞳を持ってて……。
この眼差しを真正面から受け止めて、ずっとヒーローであり続ける獄の凄さと十四との信頼関係が……
すいません、あえて言いますが『尊い』です……泣


・空却のソロ曲『Bang Bang Bang』


ナゴヤのrepliveで初披露された曲ですね!
これは今回が初見だったのですがぶったまげました、何この難易度……?

Bop前のリーダーズ対談特番で、
空却役の廣野さんが特にこの曲は思い入れがあると仰ってた意味がわかりました。
「のうまくさんまんだ」→「光が乱反射」→……と3連の韻の畳み掛けが、
サビでバンバンバン!!と放出されて気持ちよすぎる!!!

仏教的要素に挑発的なワードを織り交ぜたリリックはまさに波羅夷空却そのもので、このまま原作に逆輸入して葉山さんに歌って欲しいくらいです。

千秋楽の、命削るようなシャウト、心震えない人いますか???
ステージ上に全部置いてく、その宣言通りにやり切った空却本当にかっこよかった……!!!


・零のソロ曲『ペテン師の情報網』

エッッッッッッッ!!!!!!

これはtrack3の劇中曲で、
当時は前キャストの東山さんが歌唱されてましたね。
郷本さんバージョンはオオサカのrepliveで初披露だったのかな……?repliveはブクロとハマしか見れてないので間違ってたらすみません!

ジャジーなサウンドと零の甘い声がマッチしてめちゃくちゃセクシーですね……あの瞬間だけ高級クラブにいるみたいだった……。

郷本さんておそらくかなりガタイが良い。
そんな彼のサイズにぴったりと合う、つやつや素材のシャツを用意してくださったおかげでまあ〜なまめかしい事。

同じ曲を歌ってらっしゃるので際立ちますが、郷本零って東山零と比べるとどこか軽薄というか、
より"どついたれ本舗"の一員として明るい印象を受けます。
そんな零が、ちょっと本気を出しちゃえば、こんなにセクシーに我々を翻弄出来てしまうというのが恐ろしい。









ん??








あれ???


あっ……




突然すみません。
視聴期限ギリギリに書き始めたせいで、
執筆中に期限が切れる
という事態が発生してしまったため、
今回はここで一旦終了となります。
そんなの、私が1番驚いてますからね。
自分の見通しの甘さに。




でもな、谷ケ崎。

過去は変えられねぇ。
けど、未来は変えられる!!!
そうだろ!!!!????






あー、化け物来ちゃった。

化け物来たんで、終了します。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

また続きは後日書きます。


バトルオブプライド、最高!!!!!!!!




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