【Notion】実用的な料理テンプレート作った【テンプレ配布】※2023/09/13更新
Notion使っていますか?
僕は、おかげさまでNotionを毎日開いて使っています。仕事で使うのはもちろんですが、日常のあらゆる場面で使えると思っています。今回は、その一歩として料理のテンプレート作りました。
細かい御託はいいから、とにかく使い方を知りたいという方は、「テンプレートの見方」まで飛ばしてください。
2023/09/13アップデートしました!
本テンプレートの公開時点(2022/06/04)より一年以上が経過する間に、Notionの機能が大幅にアップデートされました。
そのアップデートを反映して、より便利に使用できるようにしました。
具体的な変更点は以下の通りになります。
「料理名」の各ページの最下部に、その料理の作った履歴が表示されるようになりました。
データベースのデフォルト設定を使って、新規で作る際にテンプレートが自動で反映されるようになりました。
テンプレートボタンを追加することで、料理日記やレシピを手軽に入力できるようになりました。
レシピの各ページからも「料理日記」が作れるようになりました。
各ページから「トップに戻る」ボタンの設置して、簡単にページの移動ができるようになりました。
Notion始めて間もない方は理解できないかもしれませんが、わからなくても使用するのに問題はありません。
簡単に言うと、「操作が簡単になり、情報が見やすくなり、一部自動化した」ということです。
テンプレートの更新に伴い、本記事の内容とは一部異なる中身になっています。詳しい内容はテンプレート内の「使い方」ページで説明していますので、そちらを参照してください。
なぜ作ったのか?
現在は数えきれないほど多くのHPやSNS、動画サイトでレシピが公開されています。とても便利ですが、それぞれ形式が違います。
単純にNotionにレシピを保存するだけならば、Webクリッパーを使って保存するのが1番シンプルでしょう。
しかし、実際に作る際には、毎回違う形式で見ながら作る必要があります。これは不便ですし、特に動画だと何度も巻き戻して見ないといけないので、地味に手間がかかります。
なにか良いものはないかと検索してみましたが、自分の気に入るものが見つかりませんでした。そこで、自分で保存から調理する時のことまで考えたレシピのテンプレートを作ろうと思いました。
テンプレートの特徴
革製品のように、使えば使うほど豊かになるようなテンプレート
1.記録・検索・管理までを想定
本テンプレートでは、記録の手軽さよりも、管理のしやすさを重視しています。
一定の型に当てはめて作ることで、いつも同じスタイルでレシピを確認することができます。
最初に記録する時は、少し手間かもしれませんが、一度作ってしまえば、使い回しができます。
保存しておけば、自分が料理する時に見返すのはもちろん、友人に紹介する際や、自分の子どもが一人暮らしをする時もこのデータベースを共有するだけで、「家庭の味」を再現できるでしょう。
2.普段使いのページと連携して使用可能
新しいことを始める際に、継続できるか否かは悩ましい問題です。
習慣化のコツとして、0から始めるのではなく、既にある習慣と合わせて行うことがあります。
Notionで日記や習慣トラッカーを使っている人もいるでしょう。それらのデータベースとリレーション(紐付け)して使えば、記録も継続しやすいです。
3.スマホを見ながら調理を意識した設計
記入したレシピを再度作る時、PCをキッチンに持ち込んで作ることはあまりないでしょう。
タブレットやスマホで確認するはずです。そのため、料理名のデータベースはスマホで表示を確認しながら作っています。
このテンプレートでできること
- レシピの記録(分量、手順、画像)
- 条件に合わせたレシピの検索(味、調理時間、材料、最近作っていない)
- 日記などの日常的に使用しているデータベースとの連携
- レシピの共有(WEB公開、PDF出力)
レシピのテンプレート
2023/09/13アップデートしました!
こちらが作ったテンプレートです。Notionにログインした状態で、右上に表示される「複製」を選択して、お使いください。
テンプレートの見方
本テンプレートは大きく分けて、【料理名】【料理日記】【元データ】の3つのエリアに分かれています。【料理名】はレシピを保存する場所です。記録、検索、編集までできます。【料理日記】は作ったレシピや日時を記録しておくための場所です。最下部にある【元データ】は文字通り、参照している元データベースです。アクセスしやすよう最上部にもリンクが貼ってあります。
料理の検索
レシピの検索をする際、【検索用】【料理一覧】【初挑戦】【最近作っていない】4つのビューを用意しました。用途に合わせて、タブを選択すると表示が変わります。
検索用から見ていきます。
ギャラリービューでどんな料理なのかを画像付きで一目でわかります。検索する際は、画像のように、<材料><所要時間>や<特徴>(味の好みなど)など条件を選択すれば、レシピを絞れます。
【料理一覧】はテーブルビューで情報の全体像を確認できるようになっています。主には管理用で、レシピの記入や編集をする際はこちらから行うのがいいでしょう。
【初挑戦】→レシピを記録したが、作ったことのない料理
【最近作ってない】→作ってから日にちの経っている料理
以上の2つはフィルターや並べ替えをかけて表示を変えているだけなので、説明は割愛します。
レシピの記入方法
1.【料理名】の右上にある新規の横にあるボタンを押し、<料理テンプレート>を選択します。
2.テンプレートページが自動で生成されます。ここに必要な情報を記入していくだけです。
これだけでは、イメージが湧きづらいので、記入例を用意しました。
このように材料とその分量、そして手順を記入できます。
料理日記の記入方法
レシピの記入方法は、2種類あります。【料理日記】のデータベースに直接記入する方法と、トップにある【料理記録】のトグルから記入する方法です。
やっていることは同じですが、ページのスクロールが少なく済むので、料理記録から記入する方法がオススメです。
1.トップ右手のトグルリストをクリックすると、料理日記のデータベースが展開されます。
2.<日付><料理名>は最低限記入してください。<カレンダー用>はカレンダービューで確認したい場合のために、記録しています。
3.情報を記入できたら、 チェックボックスにチェックを入れます。すると、アーカイブされ、画面上見えなくなります。
ページ下部にある【料理日記】には記録が残っていますので、安心してください。
※【料理名】は同名のデータベースとリレーションしているため、レシピに記入のない料理は選択できません。したがって、先に【料理名】データベースにレシピを記入する必要があります。
普段使いのデータベースと連携
本テンプレートは単体で使用することも可能です。
しかし、普段からNotionで日記や習慣トラッカーを使っている人であれば、そちらと連携して利用できます。
使っているデータベースに【料理日記】と同じプロパティを追加して、【料理名】のデータベースとリレーションするだけでOKです。是非試してみてください。
余談
以上がテンプレートの使い方になります。
プロパティはお好みで、ご自由に追加・削除してください。「レーティング(点数、★の数など)」「ジャンル(洋風、和風、イタリアンなど)」は、追加するか悩みましたが、結果的にやめています。
レーティングは、料理名を見ればどれくらい美味しいか思い出せるからです。
ジャンルは、「外食の行くお店を決める要素」にはなりますが、自分が調理する際は「和風が食べたい」ではメニューが決まらないからです。
とはいえ、これは好みの問題です。
Notionの良いところは自分の好きな形に手軽にカスタマイズできるところです。どんどん自分の使いやすいように変えてみてください。
使っていただけたら、次の参考になるので、感想教えていただけると嬉しいです!
最後にもう一度テンプレートを貼っておきます。
2023/09/12アップデートしました!
読んでいただきありがとうございます。 励みになります。いただいたお金は本を読もうと思います。