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Notionのサイドピークは見た目以上の機能がある

Notionにアップデートがあり、ピークモードができました。

 これは単に表示形式が変わっただけではありません。ページ間の移動が簡単にできるようになりました。ダブルモニターなどを使わなくても、1画面で2つのページを編集が可能になり、またページ間のブロックの移動が可能になったということです。

ピークモードって?

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 これまでのNotionでは、データベース上でページを開くと、一回り小さいページがポップアップして表示されていました。
 その表示方法に、「フルページ」と「サイドピーク」が追加されました。
「フルページ」は文字通り全画面で表示する=通常のページを選択した時のようにページを遷移することです。
「サイドピーク」は画面右側からページがせり出してくる表示方法です。

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 3種類から自由に選べますが、変更方法は簡単です。
 ピークされたページの上端にある「ピークモードを変更」から任意のモードを選べます。また、デフォルトの開き方を変えたい場合は「ページの開き方を変更」からできます。

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サイドピークがすごい3つの理由

 注目したいのはサイドピーク機能です。単に表示方法が異なるだけではありません。
 そのすごいところは3つあります。

①前後のページに移動できる

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矢印の先端のようなマークを押せば、データベース内の前後のページに移動できます。ただし、この機能自体は既存のポップアップでも行えました。

②元のページが操作できる

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 サイドピークしたページの左側の元ページもスクロールできます。つまり、ページ間の移動をしなくても、実質的に2つのページが操作できるようになったわけです。これは「フルページ」と「ポップアップ」ではできません。

③ドラッグ&ドロップでブロックの移動が簡単

 2つのページが操作できるということは、ページ間でブロックをドラッグ&ドロップによる移動が可能になります。これまで他のページに移動させるには、ショートカットキー「cmd/ctrl + shift + p」を使えば他のページに送ることができました。
 ただ、基本的にページ最下部に移動して、どこに配置するかは選べませんでした。これからは好きな場所にドロップできます。
 また、Notionで作業している途中で新しくタスクが生じてToDoリストに追加したり、急な予定が入りカレンダーに予定を入れたいと思ったとします。今までであれば、ページを移動してそれを追加していました。しかし、一手間でできます。

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まとめ

 サイドピークができたことで、Notionでダッシュボードやホーム画面を作っている人は、ページの構成が変わってくるかもしれません。とりわけ左側の空間の使い方がとても大事になってくるでしょう。

 派手ではないですが、とっても素晴らしいアップデートなので、是非活用してみてください。
 もし面白い使い方があれば教えてください!


Notionの初心者向け講座もやってます。


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