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応えなき門の呼び鈴スイトピー

今ちょうど咲いているスイトピーの絵です。今回は鉛筆は一切使わず、筆のみで描いて見ました。草のゴチャゴチャはなかなか難しいですが、適当に茎を入れて見ました。

スイトピーはどの解説でもイタリアのシチリア島が原産だと書いてあります。ギャングで有名なシチリア島で生まれた花なんですね。でもイタリアの島が明確に原産とわかるなんてなんか不思議な感じもします。ローマの時代からそう言い伝えられて来たのかなと思いましたが、実は1695年に修道僧がシチリア島で発見したからなんですね。

スイトピーと言えば松田聖子さんの「赤いスイトピー」がすぐに頭に浮かびます。でもこの曲がヒットした1982年に私はシドニーにいたし、その後も1986年までメルボルンにいたので大ヒットした時はほとんど知らなかったはずなのです。でも何故かよく知っているのは、帰国したあとカラオケで何度も他の人が歌っているのを聞いたからでしょうね。

ちなみにスイトピーは英語でsweet peaと書き、意味は「甘いえんどう豆」です。でも同じ発音でもsweet peeと書くと「甘いおしっこ」になります。なんっちゃって、こんなスペル間違えるはずないですよね。

応えなき門の呼び鈴スイトピー

庭のある大きな家を訪ねて来た人が呼び鈴を何度押しても返事がない、留守なのかなと辺りを見てみると庭には可憐なスイトピーが咲いていましたと言う句です。もう気持ちのよい春です。家の人はどこかにお出かけなのかも知れません。

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