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ビールの季節

いよいよビールの季節に近づきつつありますね。ビール瓶は前に練習で描いたことがあったのですが、麦酒の泡はまだ挑戦したことがありませんでした。どこまで泡を描いたらいいのか?描かずにそう見せられるのか?始めは色だけで表現しようとしましたが、全然駄目なので結局泡を描いてしまいました。でもどこまで描くか?色の推移と泡の見える範囲とをじっくり見たつもりですが、まだまだです。
何故か麒麟ビールなのにコップはアサヒですね!

さて!ビールの俳句ならいろいろありそうです❗️麦酒は季語なので楽と言えば楽ですが、逆に枝豆とか他の季語を入れられません。

父のギャグ麒麟はビールと鳴くんだよ
亡き父のいわく麒麟ビールと鳴く

子供の頃、私がキリンってなんて鳴くの?と親父に聞くと親父は真面目な顔をして「ビールビールって鳴くんだよ」と教えてくれました。それをまともに信じた私は学校に行って友達に「キリンの鳴き声知ってる?キリンはビールビールって鳴くんだよ」と言いまくりました。親父ギャグも罪なものですね。

取り敢えずビールと言うや色気なし
取り敢えずビール浮かぶは友の顔

居酒屋に行くと必ず「取り敢えずビール」と言う友人がいました。女性から見るとどうなんでしょう?男性の色気を感じるのか感じないのか?まあ取り敢えずと言う言い方そのものがダメという人もいるかも知れませんね。人生に限りあり、一瞬一瞬が大事だと思う人は今日食べるランチを選ぶのにも真剣です。そう言えばそんな部下がいましたね。今日のランチは今日しか食べられないんですよって真剣な顔で言っていました。

ビアガーデンビールに枝豆夏来たる
屋上のビアガーデン風すがし

何個季語を入れてるのって話ですね。それも枝豆は秋の季語です。でもどうしても屋上ビアガーデンで一杯やりたいなって欲望には勝てません!最後に屋上ビアガーデンに行ったのは何時だったろう?またいつか屋上ビアガーデンに行ってみたいものです。二句目はなんとか季語一つですね。

靴形のビールジョッキで顔濡らす
顔濡らす靴形ビールジョッキかな

昔、大阪の駅チカにあったドイツ料理屋には長靴形のビールジョッキがあって飲む時に方向を間違えると必ずピシャッと撥ねたビールが顔にかかりました。確かつま先を下にして飲むと大丈夫だったような記憶があります。

ビールではいろいろな思い出がありそうなのに、いい加減な句ばかりになってしまいました。

麦酒の季節


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