見出し画像

オットセイ・アシカ・アザラシ

今回はオットセイの絵と思って描いたのですが、これは少し太めなのでオットセイではなくアシカかも知れないです。体は黒いだけなので、頼りは光の反射だけです。毛並みに沿って丁寧に筆を撫でます。美味しくな~れ美味しくな~れ。いや美しくな~れです。

アシカとオットセイは兄弟でアシカが大きめなのでアシカの方がお兄さんかな。ゴマフアザラシで一躍人気ものになったアザラシは似ていますがアシカやオットセイとは別物なんですね。いろいろな見分け方があるようですが、一番わかりやすいのはアシカやオットセイは前後の足で歩くことが出来ますがアザラシは這って行くことしか出来ないのです。

拍手より鰯気になるアシカかな(いわし:三秋)

水族館で芸をするオットセイやアシカはもちろん拍手をしてもらいたくて芸をしている訳ではないですよね。飼育員の餌が欲しいから仕方なくですかね。じゃ〜餌をやらないと次の芸はやらないのかな〜なんて変なことを考えてしまいます。アシカは英語ではシーライオンと言います。海のライオンなんですかね。セイウチとかトドとかもっと強そうな海獣もいそうですが。

春日射す筒を上下にオットセイ(はるひ:三春)

京都水族館のオットセイは円筒のアクリル板の中を上に下にと行ったり来たりです。筒には春日のような光があたっていて見ていてとても楽しいです。ところでオットセイと言う呼び名は時折英語と間違えられますが、実はれっきとした日本語なんですね。漢字では膃肭臍と書きます。もともとはアイヌ語から来たようですが何故か中国語を経て日本名オットセイになったようです。なお英語では毛皮のように滑らかそうに見えるのでファーシールと呼ばれます。あっシールは毛皮がザラザラしたアザラシのことです。

春風やアシカ岩場で昼寝かな(はるかぜ:三春)

サンフランシスコ港のピア39にはアシカの群れが観光客の直ぐそばで呑気に昼寝をしていました。実際は俳句とは違って岩場ではなくアシカ専用の板場があるんですね。昔は岩場があったのか、それとも客寄せに板場を作って住ませたのでしょうか?

多摩川のアザラシの顔のどかなり(のどか:三春)

だいぶ前になりますが、多摩川に現れたアザラシのタマちゃんが人気になりました。アザラシの顔ってなんか可愛いですね。その後もアザラシが各所に出没しましたが、最近はどういう訳か余り話題になりませんね。川に出没と言うことはアザラシは淡水でも生きていられるのですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?