見出し画像

観音正寺のねずみ岩

滋賀県の観音正寺はかなりの山奥にあります。観音寺城跡もあり石垣が数多く見られました。観音正寺に行く途中にこのねずみ岩がありますが、どう見てもねずみには見えません。多分お城の支えとなる「根積み」の岩だと思いますがどこにもそんな説明はありません。。

山奥に人魚のお寺春時雨(季語:はるしぐれ:三春)

観音正寺には人魚の伝説があるそうです。ある日聖徳太子が人魚と出会い話を聞くと人魚は前世は漁師で殺生がたたりこんな姿になってしまったと言うのです。そこで聖徳太子がここにお寺を作って成仏させたとのことです。残念ながら寺にあった人魚のミイラは平成5年に火災で消失したという話です。コペンハーゲンの人魚をイメージしてねずみ岩に乗って人魚が時雨に濡れている感じです。(そんな馬鹿な!)

石段を十歩登ってまたサイダー(季語:さいだー:三夏)

お寺にたどり着くまでに結構歩きます。登りにくい古い石段を休み休み登りました。本当はサイダーじゃなくて水でしょうが、ここは季語の有効活用で。

見渡せばどこまで続く秋の山(季語:あきのやま:三秋)

観音正寺だけではなく滋賀県には湖東三山など紅葉の名所が沢山あり、紅葉が山また山と続くイメージがあります。

山茶花の垣根を超えて子らの声(季語:さざんか:初冬)

前に戸建てに住んでいて山茶花の垣根がありました。向こう側が空き地にあっていて寒い冬でも子どもたちが元気に遊んでいました。何故か冬の句を考えたらそんな昔を思い出しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?