函館の運河
函館には隠居した先輩が住んでいます。海産物は美味しいし、きっとゆったりした生活をしているのでしょうね。
この絵は運河の対岸とその間にかかる橋を省略しているのでちょっと雰囲気が違うなと感じられる方もいるかと思いますがご勘弁ください。
俳句は函館の海産物のイメージから食べ物ネタがメインになりました。
ウニイクラ具に迷う函館の朝(季語:うに:晩春)
函館の朝市は他の朝市とは違い食堂が充実していて海鮮丼など美味しい丼が沢山ありますね。どれにしようか結構迷いました。
風薫る動かぬ連絡船に乗り(季語:かぜかおる:三夏)
青函連絡船の運行はだいぶ前になくなっていますが、函館と青森にはそれそれ連絡船が停泊して博物館になっています。私にとって青函連絡船と言えば水上勉作の飢餓海峡が一番に思い起こされますが、若い人はそんなの知らないですよね😅
茂辺地川(もへじがわ)命をかけて鮭戻り(季語:鮭:三秋)
鮭は毎年生まれた川に帰って来るわけではなく、3年から4年後に戻って来るそうです。よく生まれた川を覚えているものだと感心します。海でのんびりしていればいいものを命を繋ぐ為に命をかけて里帰りするんですね。
みな笑顔石狩鍋のしめは何(季語:いしかりなべ:三冬)
石狩鍋は味噌味なので単純にシメは札幌ラーメンかと思いましたが、以外と雑炊かうどんなんですね。ネットにラーメンをシメにする時は赤味噌を入れるといいとあったのでラーメンと白味噌は合わないのでしょうね。
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