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新しき巣箱の内覧首くるり

絵はネットの画像を描いたのではっきり分かりませんが、多分シジュウガラでしょう。でも今日の季語は小鳥ではなく「巣箱」です。子育ての為に巣作りをするから春の季語なんですね。でも子が巣立ち、打ち捨てられた1年前の「古巣」も同じく春の季語になっていました。古巣は冬が似合う気もしますが。

昨日、京都で少し雪が積もりました。でも夕方のラッシュアワーに電車を止めて融雪カンテラをつけるほどの大雪だとはとても思えませんでした。それなのにJR西日本は夕方6時の電車が一番込んでいる時間帯にわざわざ融雪カンテラ取付けの為、電車を1時間近く止めてしまったのです。そして又々ひんしゅくをかっています。前回、大雪の為に通勤客が何時間も電車に閉じ込められて大混乱となったことが背景にあることは明らかです。電車が雪で止まってお客に迷惑をかけないように今回は事前に会社が電車を止めてしまったのです。でも理由はともあれラッシュアワーに一定時間、電車が止まったのは一緒です。それも今回は急に運行が中止され通勤客は事前にそれを知らされていなかった点では、大雪の為にある程度の混乱を予想していた前回よりひどい部分もあります。

前回の混乱の際、会社の説明では
・朝の天気予報では積雪は8センチで融雪カンテラ設置基準の10センチ以下だった為、カンテラは設置しなかった。
・日中に雪がひどくなったことは分かったが、朝の時点でしか融雪カンテラはつけられない。
と言っていました。
今回は積雪予想は3センチで設置基準をはるかに下回っていました。それなのに朝の時点でしか付けられないはずの融雪カンテラをなんと夕方の6時に電車を止めてまで設置したのです。実は積雪0センチ、夕方も大した雪ではありませんでした。

あつものに懲りてなますを吹く

言葉としては知っていましたが、まさか本当にあるとは思いませんでした。今回のニュースは関西ローカルだけで全国ニュースにはなっていない(除くミヤネ屋)かも知れません。でも日本人そのものが自分の頭で物を考えたり、現場で物事を判断をすることが出来なくなってしまったのか、それともJR西日本が未だ心の民営化が出来ていないお役所なのかと悲しく思い、ついつい書いてしまいました。「あつものにこりてなますやジェイアール」

いかんいかん!季語は巣箱のはずでした!

巣箱には頭の入る程の孔

巣箱は鳥の種類によって孔の大きさを変えているそうです。でも孔から顔を出す小鳥の体は見た目では孔から出られないくらい大きいです。

新しき巣箱の内覧首くるり

新たに設置された巣箱に小鳥たちはどんなポイントで自分の巣にするかどうか決めるのでしょうか? 敵からの脅威がない環境、卵を守れる形状、以外と人間の分譲住宅の内覧に近いのかも知れませんね。

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