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東京駅

勤務先の最寄り駅はこの東京駅でした。もちろん出張に出かける時も自宅からでなければ東京駅から出ることが殆んどです。駅の構内で駅弁もよく買いました。でも思い出があるかと言えば駅を舞台にしたことは余り思い出せません。仕事が中心だったからでしょうね。

そう言えば駅構内でのコンサートを立ち見するとかステーションホテルの喫茶店には何度か行きましたね。窓から乗客の行き来するところを眺めながらビールを飲んだりしましたね。

さて今日は昨日の花水木よりはましでしょうか?

丸ビルのタイ蟹カレー銀食器(かに:三夏)

新しく立て替えた丸ビルの上層階には高級なレストランが競うように入っていました。マンゴツリーというバンコックでは普通のお店もここ丸ビルでは高級店に変身し、値段は現地の5倍以上はしていました。スプーンにナイフ・フォークなど銀食器がクロスを敷いたテーブルに上品に並べて置いてありました。もちろん銀メッキでしょう。

局留めの包み受け取り汗まみれ(あせ:三夏)

豪州から帰任した際、会社の人へのお土産を東京中央郵便局の局留めで送ったおいた時のことでした。まだ引っ越し荷物が届かず判子が無かったのでパスポートを見せて受け取ろうとしたら、なんと局員は判子でないと駄目だと言うのです。えっ!!本人ですよ。パスポートは政府が認めた本人確認手段ですよ!それなのに局員は頑強に判子がなければ渡せないと言うのです。最後は呆れ果てて駅の売店で三文判を買い、ようやく受け取ることが出来ました。当時は最低の国に戻って来たと思ったものでした。

大手町春日射し込む高級店(はるひ:三春)

この句は何って思う人は若い人ですね。いやさらっとスルーでしょうか?なにも変なところもないし、当たり前の風景かも知れません。でも私にとって大手町はビジネス街であって高級ブティークが立ち並ぶなんてありえない風景なのです。いつのまにやら東京はどこもかしこも綺麗な町に変貌しましたね。

八重洲口栄螺の汁吸い赤提灯(さざえ:三春)

東京駅も大手町と反対側の八重洲口は庶民的なお店が並んでいます。再開発でだいぶ変わったとは思いますが、まだまだ赤提灯も健在だと思います。栄螺のつぼ焼きの汁を吸っても誰にも遠慮はいりません。

東京駅の思い出は余りありませんでしたが、その周辺ではいろいろなことが思い出されます。


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