カンガルー
カンガルーの絵をペン水彩画と普通の水彩画で比較して見ました。ペン水彩画だとペンで陰影を書き込む為、絵の具の使い方がややいい加減になります。というより絵の具の濃淡への意識が薄れると言う方がいいかも知れません。
スケッチだと線が重要なので、絵の具は軽く落とす程度なのに私は中々出来ないですね。絵の具の濃淡も必要ですが、これをどのくらいにするか悩みどころですね。まだまだ勉強は続きます。
天気がいいので近くを散歩して来ました。今はちょうどつつじが満開ですね。特に白いつつじは直ぐに茶色くなって汚れて見えますが、今は全部真っ白でした。
ではカンガルーで俳句です。シドニーでは動物園というよりもゴルフ場や草原で見たカンガルーの方が印象が深いですね。
カンガルー寝ている春のゴルフ場(はる:三春)
シドニーのゴルフ場でのことです。私がティーアップしてさあ〜打つぞ〜とばかり睨めつけてもフェアウェイやバンカーでゆったりと寝ているカンガルーは全く逃げる素振りも見えません。私のゴルフボールはカンガルーを避けるかのようにラフに飛んで行きました。ほら見なさい!フェアウェイの方が安全でしょ!と言われているみたいで腹の立つことしかり。
春塵やカンガルーまたボクシング(しゅんじん:三春)
都会ではカンガルーにグローブを着けてキックボクシングをやらせる見世物がありますが、豪州ではそんな見世物は全く見る必要がありません。郊外に行けば野生のカンガルーが自然界の掟のように必死のボクシングを続けています。
カンガルーホップステップ春の山(はるのやま:三春)
郊外にドライブするとカンガルーが飛ぶように逃げていくのを車窓から見ることがよくありました。ぴょんぴょんと飛んでいるのですが、ホップステップばかりで大ジャンプは余り見たことはないですね。見たまんまですが、カンガルーの勢いだけでも感じてもらえれば嬉しいです。
揚げと混ぜ蕨煮る祖母指の皺(わらび:仲春)
私の高校時代、祖母が食事を作ってくれた時期があって昔ながらのおかずが多く出て来ました。油揚げと祖母の手の皺がなんとなくイメージとしてダブって記憶に残っています。なんでいきなり蕨の煮物かと言うと豪州にはカンガルーを小型にしたようなワラビーという動物がいて、そのワラビーで句を考えていたら蕨になってしまいました。
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