湯気立ちぬ珈琲両手で日向ぼこ
最近、日光に当たっていないのでベランダに出て、しばらく俳句のことを考えていました。陽が出ているとは言え、まだ寒いベランダです。珈琲を入れたマグカップを懐炉代わりに両手で抱えて飲んでいると目の前に湯気がみえました。湯気が「息白く」のような寒さではなく温泉のような暖かさを感じさせてくれて、心も温まりました。
湯気立ちぬ珈琲両手で日向ぼこ
「湯気立て」は冬の季語です。そして子季語には「加湿器」もありますね。でも「湯気立ちぬ」は季語ではありませんよね。外の空気を吸いながらぼ〜っとしていると何となく俳句が浮かんで来ました。どこもドラマチックでないただの日常です。
今日の絵は誰なのか?男勝りの女優が好みの私ですが、この人だけはいかにも女性、それも天性のような女優なのに何故か大好きなのです。絵を汚くしてしまう私にとって女性の顔はとても難しいですが、今日はピンクも取り入れ、いつもの男性用茶色を控えめにして見ました。
話は変わりますが、最近は酷い事件が多い気がします。関東地方で荒らし回っている3人組の強盗犯は闇サイトで指示されて犯行を犯している人が何グループもいるようですね。大阪にもひょっとしたら既に飛び火しているのかも知れません。最早、県警レベルで対応する事件ではなさそうです。警察組織もそろそろ昔ながらの都道府県別の非効率な対応を見直して、サイバー犯とか県を跨がる重大犯とか専門的知識が必要な犯罪とかに対応するFBIのような全国対応組織が必要なのではと思ってしまいます。47都道府県に各分野の専門家をそれぞれ置いていては非効率だし高度な専門知識の蓄積も出来ないのではと心配してしまいます。もちろん警察組織だけでなくITがこれだけ進化していて最早人海戦術で仕事をする時代ではないので役所の仕事全体も見直して都道府県から道州制への移行を考える時だと思うんですがね〜。でもそうなると甲子園の高校野球が出来ないとかケンミンショーが無くなるとか変化を好まない日本人にはどだい無理な話なのでしょうね。何しろ進歩的自由人が多いと思われる大阪でさえ、大阪市が無くなるだけで大騒ぎ、結局「都構想」さえ否決されてしまうのですからね。