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磯巾着指でつつく子逃げ出す子

今日は春の季語「イソギンチャク」です。漢字では磯巾着で巾着のように口を閉めるからでしょうか?イソギンチャクは岩などに張り付いているので動かないイメージがありますが、一応動物なので時速数センチは動くそうです。群れることは少なく割と孤独を好むようです。英語ではシーアネモネ(海のアネモネ)ドイツでは海のバラと呼ばれているので西洋では割と評価が高いです。

日本では余り役に立たない生物みたいですが、最近はクマノミが間をくぐったりして水族館の人気者にもなっているようです。飼育したイソギンチャクの最高齢は65才とか。自然界では100才もいると推定されるほどの長寿です。有明海沿岸では食用のイソギンチャクがあるようで味噌煮や唐揚げなど郷土料理屋で出されるそうです。う〜ん。食べてみたいとは思いませんが。

磯巾着指でつつく子逃げ出す子

触角のようなヒダヒダに触ると口を閉じるイソギンチャク。毒があって小魚などを捕食します。でもクマノミは何故か食べられないんですね。毒があっても人間にはほとんど影響はないそうです。俳句は磯巾着と戯れる子供たちの様子です。

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