見出し画像

マンハッタン

今回は思い出の地、マンハッタンの絵から句を作ってみます。

海外の記憶を書き始めた第1回目の投稿は1978年に初めて海外に行った時の話で、短期間だったけれど今でも鮮明に記憶に残っているニューヨークへの研修時代のことです。よかったらこちらも見てください。

ジョンレノン倒れし街よ冬銀河(季語:ふゆぎんが:三冬)

ジョンレノンは1980年12月8日深夜11時頃、この絵の少し手前(北)にある自分の住んでいたダコタハウスの入口近くで精神を病む若者に射殺されました。

パークではホタルもヤンキー飛び回り(季語:ほたる:仲夏)

初夏のセントラルパークには夕方になると近くに池もないのに茂みで蛍が見られます。日本の蛍とは違って大きく弧を描き陽気なヤンキーのように飛び回っていました。

マンハッタン車隠すや明の雪(季語:あけのゆき:晩冬)

ニューヨークは緯度のわりに雪はあまり降りませんが、降る時は半端なく一晩で一面雪景色となり、路上の車は一気に雪をかぶり動けなくなるほどです。

冬霞自由の女神にベールかけ(季語:ふゆがすみ:三冬)

マンハッタン島南端から見る自由の女神は時々霞に隠れますが、風が強いので待っているとそのうちまた見えて来ます。そして時にはベールやロングドレスを女神に被せてくれます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?