見出し画像

春を見に杖を頼りの遠出かな

今日は「THE春の景色」です。「菜の花が桜を愛でる春爛漫」ですね。こんな景色はもう少しあとでしょうが、菜の花はそろそろ咲き始めているのでしょうね。弥生時代から菜の花は日本にありましたが、江戸時代には主に菜種油の原料として灯りをともしていましたが、明治に入ると再び食用として食べられるようになり、菜種は主に西洋アブラナに置き換わって行ったようです。今では観賞用として又、地域によっては観光用に菜の花畑が利用されるなど人間にとってありがたい植物ですね。菜の花の「菜」は食用の植物と言う意味で、菜の花も正確にはアブラナ科の黄色い花を咲かせるものの総称なのです。青菜、菜花、菜の花、油菜、菜種と用途によって呼び名も色々あるようです。ちなみに千葉県で7割、徳島県、茨城県と合わせた3県で菜の花の8割以上を生産しています。でも河原などに咲いている菜の花はもちろんこんな統計には載らないでしょうね。

春を見に杖を頼りの遠出かな

どうしても春の景色を見たいなと杖をつきながらもお出かけする粋人の心意気を詠いました。いや心意気ではないかも。執念かな?これが最後かと思いながら力を振り絞っての遠出だったのでしょうか?いや少し腰が悪いだけかも知れません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?