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うどん屋の後は秋澄む広隆寺

この絵は広隆寺の国宝・弥勒菩薩です。弥勒菩薩と言えば奈良・中宮寺にある弥勒菩薩が有名ですが、どちらも素敵な仏像です。弥勒菩薩は悟りを開く直前の修行者と言われる菩薩の一人で、その中でも一番悟りに近づいている菩薩なのです。それでも悟りを開き、現世に現れるのは56億年も先のことで、いくらなんでも長過ぎです。もう少し早く現れて欲しいですね。でもそれまでの長い間、六道を守ってくれるのが身近にある地蔵菩薩なんです。

さて俳句ですが、藤田先生は神社仏閣を詠うと雰囲気はいいのでその気になりやすいが、初心者は止めた方がいいと書いてありました。しかし今日はお寺で行くしか無いですかね。いやいや広隆寺のある太秦にしましょう。古くさいのは止めて明るく、基本形も考えずにのびのびと行きます。

うどん屋の後は秋澄む広隆寺

嵐電の太秦広隆寺駅にはうどん屋があります。観光客もよく知っていてうどんを食べたら「さあ行きますか!」と道を渡って大きな階段を登ります。

花すすき侍気分の映画村

太秦映画村はなかなかよく出来ていて中に入るとロケのセットと言うより江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。気分はもうお侍です。「さて参ろうか!」

太秦のゆかりの店や鱗雲

太秦の商店街には撮影所に通う俳優さんがよく来たという食堂や喫茶店が数多くあります。小さなお店が列んだ庶民的な商店街ですが、ぶらぶら歩いていると楽しいものです。見上げると空には鱗雲が小さなお店のように列んでいました。太秦の商店街を知らない人には、ふ~ん、ですね。


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