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浅草雷門

浅草には何回くらい行ったでしょうか?駅に行っただけなら100回はゆうに超えています。実家が栃木だった関係で東武日光宇都宮線に乗るのですが、殆どは始発駅の浅草からの乗車でした。若い頃は1時間に1本あった追加料金のかからない快速に乗って1時間20分くらいだったでしょうか?年を取ってからは特急電車の快適さを覚えてしまい、いや快速の本数が減ったせいかも知れませんが、いつも特急を予約して1時間ちょっとの小旅行を楽しんでいました。浅草の街をゆっくり歩いたりご飯を食べたのは10回くらいでしょうか、いや花火大会や三社祭、サンバカーニバルにも行ったので20回くらいはあったかも知れません。浅草は近くに住んでいた訳ではないのですが、以外と縁のある場所ではあります。

俳句は浅草駅周辺の句になりました。

仲見世の春を外人埋め尽くし(はる:三春)

昔は外国からのお客さんが来ると連れていくのが浅草でした。近年は仲見世を歩く人の大半が外人さんという感じで日本人を見る方が稀でした。そんな外人さんも567で来日出来なくなって、若い日本人カップルのメッカに変わっているのかも知れませんね。

花衣写真に映えし雷門(はなごろも:晩春)

最近は日本人が着物を来て散歩する風景をよく見かけるようになりました。東京に住んでいても雷門の前で写真を取ると旅行気分になれるのかも知れません。私には縁がありませんが、「インスタ映え」でしたっけ、写真を撮っている人は多そうです。

断れず駒形辺りのどぜう鍋(どじょうなべ:三夏)

駒形どぜうは江戸時代から有名などじょうのお店です。私はどちらかと言うとうなぎやどじょうは苦手なのですが、お客から是非にと言われると断れず笑顔でお付き合いでした。

春の宵ぶらり立ち寄る神谷バー(はるのよい:三春)

春の宵独り飲むなら電気ブラン(同)

神谷バーの電気ブランというカクテルは明治時代からあるお酒で飲んだことはない人が多い割りにはとても有名なお酒です。小説などでよく描かれているせいでしょうか。電気のようにしびれるからとかハイカラなものの象徴とか、ブランはカクテルのベースのブランデーのことらしいです。


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