見出し画像

竹林(ちくりん)

京都、特に西の方には竹林が多いです。長岡天神には池の端に老舗の筍料理屋錦水亭があり、春には筍尽くしの料理が食べられます。柔らかな筍の刺し身はこの季節しか食べられない絶品です。桂にある筍亭は自ら大きな裏庭で筍を育てていて最高の筍料理が食べられます。筍畑を見学させてもらう機会がありましたが、竹畑を歩くと土がふわふわで竹の間隔がとても広く筍の為に大変手間をかけていることがよく分かりました。

勿論この絵は食用の竹林ではありません。筍は頭が出ないうちに採るので密集することなどあり得ません。

竹の秋行列の道も人まばら(季語:たけのあき:晩春)

筍が出る春に、竹は元気を失い夏には若葉と入れ替わって落葉します。その為竹の秋は春の季語なんですね。知りませんでした。今は嵐山の竹林の道もコロナの影響で歩く人もまばらです。

筍尽くしにいざなう赤き道(季語:たけのこ:初夏)

長岡天神にある錦水亭の筍会席はお作りに吸物、煮物、焼物、酢物など正に筍尽くしです。池の向こうに並んでいる真っ赤な霧島ツツジの道を眺めながらの食事は長岡天神ならではです。

裏庭の竹林元気竹の春(季語:たけのはる:仲秋)

若葉と入れ替わった竹は秋が我が世の春です。と言う訳で竹の春は秋の季語なんです。俳句の先輩からはそんなこと常識じゃ、しつこいって言われますね。何せ初心者なもんで😅すみません😣💦⤵️

竹馬もプラスチックを通販で(季語:たけうま:三冬)

そんな時代なんですね~。昔は竹屋が近所にありましたが、きっと若い人は竹屋自体知らないでしょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?