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風呂上がり柚子の香飛ばす子供かな

今日は冬至です。昔は柚子湯に入ったこともありましたが、今では全く縁がありません。そう言えば菖蒲湯にも入っていないし、私が子育てをする時に親がやっていたことをやらなかったせいですね。つまり全部自分が家族の伝統を断ち切ったというわけです。さて、柚子の話は前に書いてしまったのでいきなり俳句に参ります。

俳句さえ忘れのぼせし柚子湯かな

う〜ん。いくら柚子湯が気持ちよくても、やはり俳句は作らなければいけません。

上機嫌俳句も浮かぶ柚子湯かな

よ〜し!風呂場では柚子だけでなく俳句もプカプカ浮かびました。でもどんな句なのでしょうか?

ゆずのきょくくちずさんでは柚子湯かな

気分が乗ってきたのでついつい駄洒落バージョンになってしまいました。ちょっと調子に乗りすぎですね。そろそろ風呂から出ますか!

風呂上がり柚子の残るバスタオル

お風呂は出たけど本当にバスタオルに柚子の香が残るかな〜。いやその前にバスタオルなら風呂上がりに決まっていますね。よし!バスタオルの代わりに子供にを登場させよう!柚子湯に入れてやれなかったので、せめてもの罪滅ぼしです。

風呂上がり柚子の飛ばす子らの声

降ろ上がり柚子の香飛ばす子供かな

これなら柚子湯の後によく拭かないまま飛び跳ねている子供たちのはしゃぐ声が聞こえて来そうです。ここで気がつきました。柚子は冬ではなく秋の季語です。柚子湯は勿論冬の季語ですが、風呂上がりに柚の香ということで柚子湯は想像出来ますが、直接柚子湯とは書いていません。冬至以外の日に柚子湯に入る人がいるかも知れませんが、まあその場合は秋の句にしてもらってもいいですね!


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