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馬の親子

何を描こうか迷っていた時ネットで馬の親子の写真を見て描いたものです。尚、背景は私の空想の世界です。
季語で馬を検索したら馬追いと言う名のバッタ、あとは馬鈴薯に馬酔木、竹馬、やっと馬が出てきたら茄子の馬、これってお盆に割りばし刺して作った奴です。馬が季語でないはずはないと角川版を見るとありました。馬肥ゆる(秋)ですね。そして秋の馬と秋の駒が子季語に。そうかネット検索では出てこない「駒」が馬ですね。さっそく春駒や子季語の春の馬を見つけました。ただし、春駒は新年と晩春の2つの季節にありました。馬の捉え方が違うのですね。前置きはここまでにして。

1.初心者を乗せて動かぬ春の馬(季語:春の馬:春)

馬は乗り手の技をすぐ感じ取り、素人相手では梃子でも動きません。

2.秋の馬止まれば勝手に舎に戻り(季語:秋の馬:秋)

少し乗馬に慣れても手綱を引いて馬を止めるやいなや勘弁しろとばかりに厩舎に向かって勝手に走り出してしまうのです。

3.揺れる馬場大歓声のダービーかな(季語:ダービー:夏)

競馬場の魅力はなんと言っても馬場が揺れんばかりの蹄の響きですが、重賞レースになると馬より観客の声が蹄の音を圧倒してしまうのです。こんな句は多分大勢の人が詠んでいるでしょうね。

4.馬下げる鼻から上がる白い息(季語:馬下げる:冬)

馬下げるとは冬になって牧場を閉めて、厩舎に馬を入れたままにすることです。馬を下げるので息を上げてみました。(笑)この季語は牧場を検索したら子季語で出て来ました。これで四季が出来ましたが、メルヘンチックな絵なので追加でひとつ。

5.若駒にあっちに友とさそう親(季語:若駒:春)



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