見出し画像

昼顔や掛け声響く野球場

昼顔は夏の季語ですが、この言葉を聞くと花より先に昼の情事が浮かんでしまいます。カトリーヌ・ドヌーヴの名作のせいでしょうか?でもヤフーで「昼顔」を検索すると出てくるのは上戸彩さんの「昼顔」ばかりです。私は見ていないのですが、こちらもきっとヒットしたのでしょうね。季語の昼顔からすると迷惑な話でしょうが。

昼顔や子もなつきたるセールスマン

昼メロでよく出て来たのがイケメンのセールスマンです。子がなつくほどセールスマンはよく来ています。でも子供がいると情事にはちょっと邪魔な感じもしますね。やはりばれないようにと言うか緊張感がある方がいいでしょう。

昼顔や子とすれ違うセールスマン

少し長居しすぎて子供が学校から帰って来る時間ぎりぎりになってしまいました。なんちゃって、どうもおふざけが過ぎるようです。まともな俳句に戻しましょう。当たり前ですが昼顔はやはり昼の景色でしょうね。

昼顔や掛け声響く野球場

昼顔が咲いている河川敷の野球場です。子供の野球はとにかく声出しを強制されます。黙ってプレイしていると「声が出てないぞ〜」とコーチの大きな声が飛んで来ます。今はどうか知りませんが昔はとにかく「声を出せ!声を出せ!」の根性野球でしたね。

しかし類想の句はたくさんありそうです。始めの句も情事のことでなく、馴染みのセールスマンの句と思えばそんなに悪くないかも知れません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?