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ベルギー・ブルージュの街

この絵は本当はブルージュではなく、オランダ村のものです。でも私にはこんな風景を見るとブルージュが思い出されます。素敵な街だったので是非ご紹介したいと思います。俳句はブルージュをイメージして詠んで見ました。

青葉生る(なる)川より見ゆる石の家(季語:あおば:初夏)

ブルージュの名は橋に由来すると言われ街の至るところに水路と橋があり、陸のベニスとも呼ばれています。クルーズでは川に沿って植えられた緑の合間からいろんな建物を見ることが出来るので観光にはもってこいです。

朝市場白アスパラのうずたかし(季語:アスパラガス:晩春)

市場では季節になると太くて白いアスパラガスが一気に出回ります。日本の缶詰で食べる白アスパラとは全然違って一度食べたら病みつきになりそうです。

秋時雨マルクト広場輝けり(季語:あきしぐれ:晩秋)

中世を思わせるマルクト広場は街の中心でもあり馬車がよく似合います。時雨の時はきっと雨で地面が光って綺麗だろうと別の場所での経験からイメージしました。

長グラスビールの泡のたちのぼり(季語:ビール:三夏)

ベルギーと言えばビールで有名ですよね。ドイツと違って色々な味のビールがあって何を飲もうか悩みます。広場で飲んだビールは木製の台に支えられた長〜いグラスで出て来ました。そして泡もゆっくりとまさに立ち上るようでした。

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