兼六園
皆さんお馴染みの兼六園です。池に映る景色ばかり気にしながら描きました。ありがたいことに兼六園は65才以上の人はいつでも入場無料なんですよ〜。
兼六園池にひとひら花の落ち(季語:はな:晩春)
兼六園は岡山の後楽園、水戸の偕楽園と並び三大庭園の一つですが、兼六園とは六つの景観を兼ねると言う意味だそうです。紅葉は勿論、桜の名所でもありますね。
ひがし茶屋菓子折り抱え日傘かな(季語:ひがさ:三夏)
ひがし茶屋街は昔の佇まいを残した素敵な通りです。着物を着た女性が金沢名店の菓子折りを持ってお客様にお中元を届けに行く姿を妄想しました。もちろん暑いから日傘ですね。
朝寒の公園一人ペダル踏む(季語:あさざむ:晩秋)
兼六園の近くには美術館や博物館も多く道幅も広いので公園の中にいる気分になりました。秋の金沢、朝はもう冬間近です。
灯のともる片町はもう雪催(季語:ゆきもよい:三冬)
片町は金沢の夜の街ですが、富山からわざわざやって来る御仁もいたりして北陸一と言っていい歓楽街です。ゆっくりしたいのに今日は宵の口からもう雪催いで早く帰らないとまずいなと呟いているおっさんの姿をイメージしました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?