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春なのに大谷翔平野球漬け

WBC準々決勝のイタリア戦。思わず出てしまう雄叫び、魂を込めた大谷翔平の一球一球が、日本中の国民の心に届いたと思います。最後は少しへばったのか、点を取られてしまいましたが、この絵の大谷翔平は照れ隠しのウィンクをしていますね。

将来メジャーリーグでの活躍を想定して今やるべきことを全てのアングルで考えていたと言う信じられないような野球少年。そんな大谷君が見せたあの気迫溢れる全力投球はまさに勝利を渇望する野球少年の姿でした。そして誰も予想しなかったセーフティバントは冷静な判断による勝利への拘りや執念を感じさせるものでした。いつも冷静で論理的な落合元監督ですが、彼の役割は長打で点を取ることで私は賛成しないとモーニングショーで否定的なコメントをしていました。でも大谷選手が彼と違うのは確率という冷静な判断だけでなく、次の打者を信じるチームプレイと言う野球の本質に関わる問題でもあります。特に日本代表はみな素晴らしい選手ばかりなのです。皮肉屋の落合氏はみんなが大騒ぎするとそれを批判的に言うことが多いですが、今回ばかりは皮肉屋好みの私でも大谷くんの判断を素直に喜びたいと思います。この後3ランホームランを打って復活した岡本選手はきっと次の試合でも活躍してくれると信じています。

いよいよ明日は準決勝です。頑張れニッポン!

魂の一投一打青き春

大谷翔平の名前もないし、WBCも出て来ません。そしてどこにでもあるような一投一打と言う平凡な句です。今やっている春の甲子園・高校野球の応援句みたいです。でも人がなんと言おうといいんです。彼は未だに野球少年なんですから。

春なのに大谷翔平野球漬け

ダルビッシュはWBCに出場した理由についてこう言っていました。「すでに野球でほとんど全てを手にした翔平の勝ちたいと言うひと言がWBC出場へと私の背中を押してくれました。」勝利は二の次、自分がどれだけ頑張って来たか、そのプロセスが大事だと言う人も沢山いますが、勝利にこだわる翔平くんはチームが勝つこと、優勝することを単純にチームみんなで喜びたい、その瞬間を待ち望んでいるのですね。名声を得、大金を手に入れてこの世の春ですが、彼はいまだに野球一筋、それ以外には何も考えていないように思えます。

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