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圓光寺

京都左京区一乗寺にある圓光寺は紅葉の名所として知られています。徳川家康ゆかりの寺で本当かどうか分かりませんが、家康の歯を埋めたと言うお墓があります。そして十牛之庭という庭も有名です。説明では確か牛を引き合いに出して、十の場面で悟りを開く過程を伝えるみたいな感じでした。

赤眩し疲れ忘るる紅葉かな(季語:もみじ:晩秋)

宮本武蔵で有名な一乗寺下り松のバス停から山に向かって歩き、まだかなと思う頃に漸く圓光寺にたどり着きます。でも真っ赤に染まった紅葉を見たとたんそれまでの疲れはどこへやらです。

秋うらら犬の力にただ散歩(季語:あきうらら:三秋)

近くのお寺でゆっくり紅葉を眺めながら散歩していると横を犬に引かれたご婦人がすり抜けて行きました。犬にどんどん引っ張られてとても景色を楽しんでいる余裕はなさそうでした。

団栗をよけて歩きし午後静か(季語:どんぐり:晩秋)

またまた散歩の句です。コロナは落ち着いてもまだ以前のように人は戻っていないようです。

秋の蝶我と競いてお参りし(季語:あきのちょう:三秋)

参道を歩いていると蝶が私のまわりを行ったり来たりしながらついてくるようでした。


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