見出し画像

2020年夏、気がつけば松本穂香さんのことをめちゃくちゃ好きになっていた話①

「松本穂香×川島小鳥『ジェラートってなに?展』写真集付きA3サイズアクリルフォト(松本穂香・川島小鳥サイン付き)」を買いました。税込33,000円。届くのは11月下旬以降とのこと。とても楽しみです。

なぜこんなことになったのか。

自分の周りには俳優さん、女優さんのことを熱心に推しているオタクが数名いますが、私はこれまでアイドルを推すことはあっても女優さんに入れ込んだことはありませんでした。アイドルと違って簡単にコミュニケーションをとれるような"現場"が少ない役者さん界隈。友人たちの推しっぷりについては、1日に4回同じ映画を観て舞台挨拶を全通したり、イベントでボートレース場に通ったりと、楽しそうだけどなかなかのハードモードを戦っているなと他人事のように見ていました。

そんな私が、気がつけばこの数ヶ月の間にアクリルフォトにぽんと3万円出すくらい松本穂香さんのことを大好きになってしまっていたので、せっかくなので記録を残すことにしました。2020年夏のまとめみたいなものです。『ジェラートってなに?展』で買ってきた瓶入り牛乳プリン(ステッカー付き)を食べながら、何回かに分けて書きます。


松本穂香さんについて。最近「みをつくし料理帖」の番宣で見ない日はないくらい連日いろんなテレビ番組に出演していますが、そこまで強い印象を持っていたわけではありませんでした。「ひよっこ」も「この世界の片隅に」のドラマ版も観ていなかったし、auのCMに出てる子、くらいの認識でした。

ことの始まりは今年の夏のとある休日。「アルプススタンドのはしの方」を観に池袋に出かけることに決め、せっかくだからもう1本くらいなにか観て帰ろうとスマホで調べていたときになんとなく目に止まったのが、テアトル新宿でリバイバル上映していた2019年公開の「おいしい家族」でした。

画像1

翌週から「君が世界のはじまり」の公開が控えており、テアトル新宿では松本穂香さんの過去の出演作を特集上映していました。コントみたいな設定で板尾さんの女装姿もなんだかカッコいいし、気になってふらっと観てみることにしたのでした。確かチケットも1000円くらいで安かったし。

本当に何気なくふらっと観に行ったのに、大好きな映画だったんです。同じようなことを年始に「ジョジョ・ラビット」を観た直後にも言っていたような気がしますが、この先誰かに「好きな映画なに?」って聞かれたら「おいしい家族」って答えようと思うくらい愛おしい映画でした。

感想ツイートではうまく言葉にできていませんが、先日読んだ山崎ナオコーラさんの映画評の、特に後半のあたりに私も感銘を受けたポイントについて書かれているので読んでみてください。そして今月LGBTQ映画特集をやっている田端の「CINEMA Chupki」で来週末から「おいしい家族」を再上映するらしいので、予約して観に行きましょう。松本穂香さんがハマケンと一緒に犬になって遠吠えするシーン、是非観てほしいです。


「おいしい家族」で父の変化を受け入れられずにもがく娘の役を見事に演じていた松本穂香さんが俄然気になってきた私。翌週公開になった「君が世界のはじまり」は「おいしい家族」と同じふくだももこ監督、松本穂香主演ってことで公開初日にユナイテッド・シネマ豊洲に観に行きました。

画像2

1週間前に観た映画で既婚OLの役をやっていた松本穂香さんが、高校生の青春群像劇で関西弁を喋りながらタバコをふかしてたので若干脳がバグりましたが、これまた「おいしい家族」とはぜんぜん違う温度感で大好きな映画でした。2020年、劇場で2回観た映画は今の所「パラサイト 半地下の家族」と「君が世界のはじまり」の2本だけです。今年は青春映画の傑作がたくさん生まれた年だと思いますが、これがナンバーワンです。

この時点で、私の中で松本穂香さんは完全に「好きな女優さん」になっていて、映画関連のインタビュー動画などをぽちぽちと見はじめるようになりました。ラジオ「新米記者・松本穂香です。」も聴きはじめました。とはいえ共演してた中田青渚さんも最高!って思ってたし、そこまで特別視していたわけではありませんでした。


あー、これはやばい!好き!!って自覚したのは「君が世界のはじまり」の2回目を観た数日後、岩井秀人プロデュース「第3回 いきなり本読み!」の有料配信映像を観た日でした。そこからについては②で書きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?