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柴田聡子さんのライブ「柴田聡子ひとりぼっち'20 」 京都公演(10月23日)の思い出

今年10月〜12月に開催された柴田聡子さんのライブツアー「柴田聡子のひとりぼっち'20」に行ってきました。

「弾き語りツアー」と題された、柴田さんのギター演奏と歌のみのライブ。本当に素晴らしかったです。

柴田さんの楽曲の魅力は「弾き語り」にこそ、現れると思っています。

柴田さんの弾き語りを聴く度に

「ギターと歌だけのはずなのに、なんでこんなに沢山の音が聴こえてくるんだ!」

と驚きます。柴田さんの曲が持つ「多彩なメロディ」と「声の音域の広さ」が、"ひとりぼっち"とは思えないような「カラフルな音楽」を作り出しているのだと思います。

今回はさらに、PA(音響)の担当がDub Master Xさんだったことも特筆すべきことと思います。柴田さんの曲の良さが最大限に引き出される、息のあった音響が実現していました。具体的には『ラッキーカラー』『大作戦』『ワンコロメーター』の音響が神がかっていました。柴田さんが2人いるかのような『大作戦』のコーラス風のリフレイン、生でやっていることを考えると、すごすぎます。

今回のツアーは3公演に行きました。

・10月23日(金)京都公演(ツアー初日)

・11月27日(金)大阪公演

・12月5日(土)東京公演(ツアー最終日)

です。

中でも印象に残ったのは、ツアー初日に当たる京都公演でした。

会場が「紫明会館」という素晴らしい場所でした。88年前(1932年)に京都府師範学校の同窓会館として建てられた建物で、3階が音楽のライブ会場として使われています。

とても歴史を感じる建物で、まるで80年前にタイムスリップしたようなノスタルジックな雰囲気も味わえます。

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京都公演では、ライブ開始前に、思い出に残る出来事がありました。

開場時間より少し早めに紫明会館に到着し、入り口付近で待機をしていた時、どこからともなく柴田聡子さんの生の歌声が聴こえて来ました。

「会場の窓を開け放した状態」でリハーサルをされていたようで、その音が外まで漏れ聞こえていたのです。

その場でお会いした同じく早めに着いていたファンの方と、「これ、リハーサルの音でしょうかね」「きっと、そうですね」って小声で話して、じっと耳をそば立ててながら開場まで待ちました。

本番でも同じように窓を開け放されていたので、きっとリハーサルと同じように、本番の歌声も外に漏れていたのかと思います。

このとき僕は京都に住んでいて、散歩でよくこの会館の前を通っていました。

それもあって、

「もしも、この時間にここで柴田聡子さんのライブが開催されているのを知らずこの近くを歩いていたら、どんなにびっくりしただろうか」

なんて妄想していました(僕が柴田さんのライブの開催情報を知らないということは、まぁあり得ないことではありますが)。

また、京都公演にて印象深かったこととして"リストバンド(入館証)の色"があります。下記写真をご覧ください。

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柴田聡子さんのファンならばきっとこの色にピンと来るはず。

そう、今年の5月〜6月にインターネット配信された生ライブ「インターネットひとりぼっち'20」でたまに発現したトラブル時の「ピンク状態」の色と同じです!

解説をすると、今年柴田さんが一人で配信していたライブで「ビデオカメラを一定時間何も操作しないと画面全体がピンクになる」というハプニングがありました。

参考動画「"柴田聡子のインターネットひとりぼっち’20″厳選ピンク集」

ちなみに、ファンの間では「ピンクになるハプニング」は、むしろ楽しんでいて、柴田さんも最終的にはわざとピンクを登場させて楽しんでいらっしゃいました。

リストバンドの色にこのピンクを採用するとは「さすが!いいアイディア!」とニヤリとしました。しかし、このアイディアは柴田さんのものでは無いそうです(インターネットラジオの「ゴツドリAgain(11月14日配信)」でおっしゃっていました)。スタッフさんの中に、最高のアイディアパーソンがいらっしゃるということですね。

このリストバンドはその後の開催地では配られなかったようで、京都の紫明会館でのみ楽しめたものだったようです。

以上、柴田聡子さんのライブ「柴田聡子ひとりぼっち'20」京都公演の思い出でした。

今回演奏された曲の素晴らしさについても、触れたいと思っています。

それはまた、投稿を分けて書きます。



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