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一日の半分以上の時間を過ごす会社は、大人になってからの人格形成に大きな影響を与えるのでは? という話①


こんにちは。空沙です。


最近、自分の感情が分からなくなってきました。
突然なにを言い出すの? って感じですが、
嫌なことがあっても、相手にそれを伝えてやらないようにする程でもないな、ということがほとんどです。
心から嫌とか楽しいという感情が分からなくなっているんですよね。

そこで私は考えました。
原因は、「前職の壮絶な環境」があったからじゃないかな? と。
今は退職していて平和すぎるほど平和な日常を送っているので、そのギャップが激しくて麻痺しているのかもと思いました。

そこで今回の記事は、前職の壮絶な環境について書いていきたいと思います!




大学を卒業し、三年間のアルバイト生活をして歯科助手として働いていましたが、院長のわがままっぷりに嫌気がさして退職。
将来的に考えて事務職がいいなぁと思ったので、営業事務として働くことになりました。

それまで学生時代のアルバイトも含めて接客業しかやってこなかった私にとって、人生初の職種に期待感はMAX!
歯科助手に比べて給料は安かったけど、安いから仕事も楽なんだろうなぁと思っていました。

しかし現実はそう甘くありません。
人員不足のために採用されたので、私以外の事務員はみんな忙しそうでした。
その中ではじめての事務職だった私は、商品の仕切りと定価の意味も分からなくて頭がめちゃくちゃ。
教えられたことを一回で覚えられる頭の良さはなかったので、毎日同じような質問をしていました。

そんな日々を一カ月ほど過ごしたある日。
「もうある程度の流れはわかったと思うから、次からは質問する前に少し考えて自分の意見も行ってみてくれる?」
と上司からの無茶ぶり。
その頃の私は純粋だったので、一カ月で教えられるような仕事なんだな! もうちょっと頑張ったら一人前になれるぞ!と意気込みました。

次の日。
営業さんから依頼された仕事があって、私は前日に上司に言われた通りに、これまで取ってきたメモを見返したり、記憶をさかのぼって一生懸命に考えてみました。
それでも答えがわからずに、でも自分なりの答えを出していざ上司に質問。
そこで言われたのが、
「違う違う。これ教えてないやつだし、まだ全部教えられてるわけじゃないから考えても時間の無駄。わからないんだったらすぐに質問しにきて」
………。
え、どういうこと?
自分で考えてみてって言ってたじゃん。しかも昨日。
頭の中はパニックになりながらも、自然と「すみません」と口に出していました。

何度考えても理不尽だなぁと思ったけど「まぁ仕事ができるようになったら何も言われることがないだろう」と思いながら、その日は眠りにつきました。
まさかそのあとも、試練が続くとはこのときの私は思いもしませんでした。


―――つづく?―——

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