胸は高鳴り希望の光を信じる

2022年11月9日
これはその日のちょっとした記録だ。
いつでもあの日を思い出せるように。














着実に歩んできた2年間の証明


この日は9月から始まったツアーの千秋楽。
そして、グループを7年間支え続けてきたキャプテン菅井友香さんの最後の日でもあった。
YouTubeで東京ドーム公演のTrailerが公開された時から分かっていた。


櫻坂46ではなく欅坂46を見に来るのだろうと
そういった声をSNSで目にすることもあった。
そんな人達に櫻坂46として歩んできた2年間は、東京ドームという会場に相応しいものだったと思わせなくてはならない。

メンバーがどう思っていたのかは分からないが、私は少なからずそう感じていた。
私は櫻坂46が受け入れられず、欅坂46を忘れられない人を沢山見てきた。
それをおかしいとも間違っているとも思わない。
ただ、悩みながらも改名という選択をして、我武者羅に頑張ってきたメンバーとグループのことを認めて欲しいという気持ちがあった。
欅坂46には欅坂46にしかない魅力があり、それは櫻坂46も同じだ。
一度も彼女たちの努力に目を向けず、ただ櫻坂46を認めない人にはなって欲しくなかった。
改名前も改名後も見てきた身として、櫻坂46は素晴らしいと胸を張って言える。その証明の日だ。
会場では声を出せない環境ながらも、櫻坂46というグループの世界観に浸っている人をこの目で確認し、とても嬉しかった。
欅坂46のペンライトを持っている人が櫻坂46のパフォーマンスを見て狂っている。(これは誇張表現)
無駄ではなかった2年間。櫻坂46として確立することが出来た。



そしてここからは、2日目で良かったパフォーマンス(楽曲)を軽く紹介させていただく。

条件反射で泣けて来る
Overtureの後にこの曲が来ないともう違和感しか感じないくらいにはハマった
山﨑天ちゃんのピアノを弾く演出がこの日は特に気合い入ってた
守屋麗奈さんがフロントにいる 嬉しいね

Dead end
森田ひかるさんがとにかくかっこよすぎた
世界観に入りつつも楽しんでいるメンバーを見れた

車間距離
正直聴き込んでこなかった楽曲だったがパフォーマンスや演出でここまで化ける楽曲なのかと驚いた

恋が絶滅する日
案の定最高だった





時間の砂が積もって確かな愛になってく



本編終了後、一日目と同様に欅坂46の楽曲が披露された。
私は一日目で緑色に染まる会場を見てとても悔しさを感じた。
彼女たちの2年間の歩みを肯定したいから。
そんな気持ちを抱えながらも流れてきた欅坂46のOverture。
Overture明け、流れてきたのは不協和音だった。
あぁ、終わったなと思ってしまった。
この楽曲は欅坂46時代にも、披露されることはとても貴重な楽曲だった。
それだけこの楽曲の持つ力は大きく、メンバーを苦しめていくものだった。
櫻が欅に飲み込まれる。
融合するなんて言っていたのに、結局こういう形になってしまうのかと。
そう落胆していた。
だが、そんな気持ちは何処かに吹き飛んでいった。
これから言うことはとても軽率だと自分でも思っている。
それでも言わせて欲しい。
彼女たちが着ていた不協和音の衣装は似合っていなかった。
どういうことなのか。
欅坂46として活動していた時はあんなにしっくり来ていたあの衣装が似合わない?
そんなことがあるわけない。
しかし、ここである1つの事実に改めて気付かされることになる。
もう彼女たちは、櫻坂46なんだということに。
彼女たちの不協和音のパフォーマンスは欅坂46の不協和音ではなく、櫻坂46としての不協和音だった。
楽曲に苦しめられ飲み込まれていたあの時とは違い、欅坂46を超えてやる、私たちの今はこれだと訴えかけるパフォーマンス。
もう何も言葉が出てこなかった。
彼女たちの2年間の歩みを、まさか欅坂46の楽曲で強く実感することになるなんて思わなかった。
衣装が似合わないというのも、そういうことなのだろう。
もう彼女たちは櫻坂46なのだ。
そんなことを実感して涙が溢れそうになった。
しかしここで1つの疑問が思い浮かぶ。

欅坂46と櫻坂46のfusionとは?

その答えの意味は、結局分からないままだ。
というのも、あのパフォーマンスを見て感じることは人それぞれで、fusionに対する答えも皆違うのだろう。
ただ私は、パフォーマンスを見て融合という部分を感じることが出来た。
いや、理解したという表現の方が正しいのだろうか。
どちらにせよ、ここに書くことはやめておく。
私の出した答えが、正解だとは思われたくない。
fusionという問いに答えはない。
これが正解なのかもしれない。
ただ1つ言えることは、この7年間何一つとして無駄なことなんて何もなかったということだ。
欅坂46としての5年、櫻坂46としての2年。
時間の砂が積もって、確かな愛へとなっていった。

先日発売されたBUBKAさんのメンバーインタビューを読んでいると、各々が抱えていた感情を私なりに汲み取ることが出来た。
なのでここまで書いてきたが、私が書いたことはある意味解釈不一致なところがあるかもしれない。
このお話はまた別で書ければと。

















ありがとう以上の言葉があれば


菅井友香さんへ

最後の最後までグループの盾となり、そして心臓として戦い続けてきてくれたこと、本当に感謝しています。
菅井友香という存在を認識してから、私の人生のパレットに様々な色が足されていきました。
感謝の気持ちを伝えれば伝えようとするほど、自分の語彙の拙さに嫌気が差し、そしてこの感謝の気持ちを表現する言葉が存在しないことにも気づかされます。
ありがとう以上の言葉があればいいのにって本当に心の底から思います。
それくらい、あなたの存在に救われたし、感謝しています。
これから進む道も、満開の桜が咲き続けますように。

ありがとう以上の言葉があればいいのに。
これは櫻坂46というグループに対しても、メンバーに対しても言えることです。
私の人生のパレットには色んな色が存在します。
どれも唯一無二の色で、どれがいい色とかこれは悪い色とか、そんなのはないんです。
でも櫻坂46が足してくれた色はとってもとっても素晴らしくて、なんだか特別な目で見てしまいます。
偶然ではなく必然だったあの日の出会いから、かなり月日が経ちました。
櫻坂46が私に見せてくれる色は、毎回違った色です。
これからもそのはず。
希望の光を信じて突き進む彼女たちが見せてくれる色は、きっと真っ白な色だと思う。
白はとても好きだ。何色にでも染まれるから。
きっと、私たちが大好きを心の奥底に秘めている緑色にも染まってくれる。
そしてまだまだ見たことない色にも。
私はそれが楽しみで仕方がなくて、これからも櫻坂46という存在を追いかけ続けると思う。

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