No.34「新しいカギから見えた教育」
こんにちは、あーさーです。
前回は、結果だけではなく、結果に至るまでの過程や伸びしろを
もっと大切にしていきたい。そのための時間のゆとりがほしいという想いを投稿しました。よければ、ご一読ください♪
No.33「伸び代をもっと大事に」|あーさー/Cheish Home事業代表 (note.com)
さて、今回は、「新しいカギ」という番組から見えた教育について綴ります。みなさんは、この番組をご存じでしょうか?フジテレビ番組で、お笑い芸人のチョコレートプラネット・霜降り明星・ハナコがコントなどを繰り広げる番組です。この番組の中で「学校かくれんぼ」というコーナーがあります。今までは、高校の中に上記のお笑い芸人やゲストが隠れて、在学中の高校生が総出で探し出すというものでした。
先日、放送されたものは今までとは異なり、「小学生」た対象でした。全校81名の小学校の中に上記のお笑い芸人とガチャピンとMattが隠れました。芸人さんは、今まで高校生を相手していたこともあり、小学生が相手で大丈夫なのか?相手になるの?といった様子でした。
しかし、実際に始まってみると、今までにないほどの速さで次々と見つかってしまうのでした。中には、同じ子が複数見つける場面もありました。
本題に入ります。番組のこのような子ども達の姿を見ていて感じたことがあります。それは、「友好関係の豊かさ」と「固定概念の希薄さ」、「視点から入る情報の豊かさ」いうことです。
①「友好関係の豊かさ」
芸人を探している子ども達の様子を見ていると、高校生と明らかに異なることがありました。それは、一緒に探す仲間です。今までの高校生は、仲良しそうな女の子同士で手を繋いで探していたり、男の子同士で走り回ったりしていました。ですが、今回の小学生を見ていると、男女関係なく必死になって一緒に探し回っていました。さらに驚くことに、制限時間の焦りやわくわくした楽しい気持ちなどで溢れているはずなのに、上級生が下級生に道を譲ったり、手を引いてあげたりしているのです。性別だけでなく、学年の違いも関係なく仲良く探し回っていました。
②「固定概念の希薄さ」「視点から入る情報の豊かさ」
上記にあるように、今回の小学生たちは、とても早く芸人たちを見つけ出しました。それは、なぜかというと、「この出っ張りあった?」「もう少し広かった。」などと、本来あるべき校舎の姿を認識している言葉が飛び交っていました。また、どんな場所に対しても何の疑いもなく手を伸ばすのでした。
例えば、大人であれば、「この細さに人間は入れない。」「このコンクリートは作り出せない。」「この壁に入れるわけがない。」という固定概念が働きます。しかし、小学生はそんなもの関係なしに叩いたり剝がしたりして試しているのです。
今までの放送を見て、隠れるような場所を想定しているという声もあるかと思います。しかし、それは歴代の高校生にも言えることです。高校生は、「いるはずないよね?」という探し方に対して、小学生は「いるでしょ!」の姿勢です。さらに、私自身15年間、小学生と遊んできましたが、癖のある隠れ方も見事に探し出してきます。
「教育はこう。」「学校はこういうもの。」「これで目標達成。」など、様々な統一化を経験していくことで、この固定概念も変わってきます。悲しいですよね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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