No.15「その席替えちょっと待って!」

こんにちは、あーさーです。
前回は、「3学期の係活動」について、話合いの際に
ワンアクション加えてみませんか?という話をしました。
学級経営に興味がある方は読んでみてください♪

No.14「3学期の係活動」|あーさー先生 (note.com)


 今回は、席替えについて綴ります。
 まず、みなさんは、席替えをどの程度、どのように行っているでしょうか?私は、席の固定をしていないので、そもそも席替えという概念がないのですが…。以前は、週1or週2or月1で行ったり、子ども達が声が挙がったら理由に応じて行ったりしていました。きっと、月1が一番多いのではないでしょうか?

 そして、席替えの方法ですが、以下のものがTOP5に入るかと思います。

・担任が決める。
・くじ引き。
・あみだくじ。
・自由に選ばせる。
・出席番号順。

 ☆ これは大事にしましょう! ☆
 席替えをする際に、必ず心がけてほしいことがあります。
それは、「席替えの理由を子どもと共通理解を図る。」ということです。
低学年で「担任が決める。」という手法をよく見かけます。これを子どもたちに、「今回はこの席に決まりました。」と伝えるのと、「今回は、たくさんの友達と仲良くなってもらいたいからこの席にきまりました。」と伝えるのとではな、子ども達の受け取り方が異なりますよね?

 さらに、担任が決めるのであれば、「先生が決めたことだから、不安なことだったり、困ったりすることがあれば、助けるから教えてね。」という言葉も添えることをおすすめします。私は、『勝手に決められた。』『自分たちに選択権はない。』ということは、今の教育では避けていきたいことだと考えています。
 
 高学年であれば、自分たちで席替えの方法を決める経験を重ねていくと思います。そこに、目的意識を必ず持たせてほしいのです。上記と同じ目的であれば、「自由」を選ぶとしても「1回も隣になっていない人と同じ班になる。」や「最近よくしゃべる人とは隣にならない。」といった条件を自然に自分たちで話し合っていきます。

 ☆ ちょっと変わった席替えパターン ☆
1.お見合い形式
①女子は廊下に出て、教室を見ないようにする。
②男子は、好きな席を選択する。
 被ったら、話合いやじゃんけんで決める。
③男子全員が決定したら廊下に出て教室を見ないようにする。
④女子は教室に入って、②と同じことをする。
⑤女子全員が決定したら後ろに移動する。
⑥男子が教室に入ってきたら、自分たちで選択した席に
 机と椅子を移動させる。
※これは男女パターンですが、出席番号の前半組&後半組や
 班の奇数組&偶数組などのバリエーション変更もOK!

2.役員形式
※あらかじめ、4つのかたまりずつに席を区切っておき、
 A班B班などと場所を決めておく。
①班に必要な役割を上げます。
例)班長、学習長、健康長、レク長など
②自分がどの役割をしたいのか決定する。
③班長以外の人は、決定した役割と名前を紙に書いて
 半分に折る。(くじ引きのくじのようにします。)
④書いた紙を役割ごとに箱(袋でもOK)に入れる。
⑤班長は、それぞれの役割の箱から1名ずつ分の紙をとる。
⑥取った紙に書いてある人で班を形成する。
⑦班長だけでじゃんけんを行い、勝った班から
 A班B班などのどのかたまりの席がいいか決定する。
⑧かたまりの席の中から、班ごとに4人で相談して席を決める。

3.おもしろ形式
・サイコロを複数個ふって、合計の数が多い人から席を決める。

  

 






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