No.14「3学期の係活動」

こんにちは、あーさーです。
前回は、新しい教育法を取り入れようと頑張っている先生に対して、
「そんなことしていたら、次の担任が困るでしょ?」と発言する先生について思っていることを綴りました。棘のある回になっていますので、
興味がある人は読んでみてください(苦笑)
No.13「次の担任が困る?」 | 記事編集 | note

 さて、今回は、「3学期の係活動」について綴ります。
みなさんの学校は昨日から3学期が始まりましたか?早い学級では、初日から係活動の話合いを始めているかもしれませんが、多くの学級が今日や明日頃に話し合うのではないでしょうか?

 まず、何を伝えたいのか結論から申しますと…。
「1・2学期の流れのままにしないでください。」ということです。
よく見られる係活動を決める話合い活動の例を載せます。

例)
①2学期を思い出して係活動を挙げていく。
・音楽係   ・手紙係    ・レク係
・体育係   ・窓、電気係  ・配りもの係 など

②2学期を思い出して人数を決める。
・音楽係(男1人 女1人)
・体育係(男2人 女2人)
・手紙係(男1人 女2人)
・レク係(男2人 女2人) など

③やってみたいものに挙手をして担当者を決定する。

 多くの学級で上記のような決め方をしている、または、決めたことがあるのではないでしょうか?これが悪いというわけではありません。これらに付け足してほしい動作があります。それが「分析」です。
 2学期に取り組んでいた係活動を挙げたのならば、必ず、「2学期に取り組んでみてどうだったのか?」と考えさせてください。丁寧に学級経営をされている先生の学級では、毎月や学期末などに定期的に振り返らせて分析しているかと思います。これを学期はじめにやってほしいのです。おのずと、人数の割り振りについての考えも出てきます。
 もしかすると、係活動の種類も人数も何も変わらないかもしれません。それは、2学期の子ども達の係活動が充実していたということになります。(本来ならば、さらなる成長につなげる大チャンスなので、仕掛けをしますが、今回は置いておきます。)「流れのまま決定する。」のと「振り返って分析してから決定する。」のは大きく異なります。
 
 今回は、3学期の係活動というテーマで話しましたが、「1学期の時の分析。昨年度の分析。」というように1、2学期も同じことです。さらに、学習面や委員会活動など、係活動以外の場面でも言えるのです。この、振り返って分析する癖がついた子どもたちは、大人の手から離れても大丈夫という子どもに成長します。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
 次回は、「会社活動・プロジェクト活動」か「席替え」あたりの話をしようかなと考えています。
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