Love holic 衝動!
12月のある日のことだったのだけど...
なんとなくつけっ放しにしていたテレビから「ゲストは山本文緒さんでーす!」というアナウンサーの声が聞こえてきた。
画面をみて(え、この人が?)と驚いた。私の中でイメージしていた山本文緒さんとは違っていたのだー!
柔らかくて品のいいオーラを放って話す彼女。
トークもおもしろい。クールさの中に温もりがあるのがよい。番組が終わるころにはインスタをフォローしていた私。好印象を持ってしまった...
本棚をたまに整理するのだが、必ず手元に残す本達がある。
その中の1冊が山本文緒さんの「恋愛中毒」なのだけど、いつ買って読んだのだろう?
奥付をみたら 平成11年4月10日 六版発行になってる。平成で言われてもピンとこない。平成11年って西暦何年かな。ググると1999年だった。
21年前か、すごい昔に買って読んだんだなあ。
初めて「恋愛中毒」を読んだときは頭をカーン!と叩かれた感じの衝撃を受けた。ような記憶がある。こんな小説を書くひとがいるんだなぁって。
始めから引き込まれる。でも途中ですごく不安になる。自己嫌悪にもなる。
主人公の水無月さんに自分のエゴなところを投影してしまったからだ、と思う。
今日、何度目になるかわからないけどまた読んでみた。
やっぱりすごい小説だった。
そして、途中ですごく不安になり、自分って駄目なひとだなぁって思わされた。また水無月さんに自分を投影してしまった。
でも、大好きな小説。
山本文緒さんの人柄に惹かれて、作品を全部読みたい衝動にかられてる。2021年の目標?やりたいことにいれること決定。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?