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夏休み明け。ほっと一息、素敵な隠れ家ギャラリーでお茶。

夏休み明け早々に土曜日は学校公開があり、月曜日は代休だったため、一日中サマーランドで遊び、昨日の午前中はぐったり・・・。

疲れているだろうと旦那が全身をマッサージしてくれて、そのまま熟睡。

1時間くらいで目を覚まし、旦那と二人で近所にある気になってたカフェへ行ってみました。

そこは、住宅街の1画にある、本来はギャラリーを目的として建てられた建物らしく、お庭も広くて、天井も高くてとても素敵なところでした。

ケーキも手作りでとてもおいしく、しばらくまったりした時間を過ごすことができました。
それにしても、慌ただしかった夏休みだったなぁ~と思いながら、
我ながらよくがんばった、と思いつつケーキとコーヒーをいただいたのは
とても有意義な時間でした。

そのカフェのオーナーさんと帰り際にお話しする機会があったのですが、
元々は家庭科の先生をやっておられて、早期退職してから、やりたかったギャラリー&カフェを始められたのだそう。

開店した2005年頃は、ギャラリーの申し込み者もたくさんいて、
ステンドグラスや手芸、絵画など、いろんなお教室の展覧会が開かれたり、
個人的にも趣味で書かれた絵などを飾ったりと、
日程が埋まりすぎてお断りすることもあったくらいなんだそう。

それが、コロナを機に、お教室に通われていた生徒さんたちも
なかなかの高齢者になってきたので、通うのを辞めてしまったりとか、
お教室自体がなくなってしまったりとか
そういうことが多くて、めっきりギャラリーへの展示希望者も減ってしまったそうなのです。

オーナー曰く、「社会全体として、趣味をする余裕がないというか・・・。みなさんせわしなく、忙しいですよね。私たち世代が50代くらいの頃は、本当にみなさん精力的に色々なことにチャレンジしたり、趣味のことをする余裕があった」だそう。

確かに、最近は私の周りをみても、本当にみんな忙しそう・・・

子どもが小さいときは毎日大変なのは、昔も変わらないけど
幼稚園や小学校に上がるやすぐに、みんなパートに出ていってしまっています。パートから帰ったら、家事の残りに子どもの習い事の送迎に、と休む暇もない。

そして、物価高や子どもにお金がかかりすぎる事情のために、
自分の趣味に使うお金なんて、あったもんじゃないのが現実です。

また、昔教員をされていたころと比べても
「今のこどもたちには、逃げる”隙”がなくて、かわいそう」だとおっしゃっていました。
昔は、悪い子たちもたくさんいたけど、それはおおっぴらに悪さをするから、それを叱ればいいだけでした。でも、今の子たちには、見えないところで動いていることが多くて、手を打つことが難しいですよね。
学校の先生も、多忙を極めて余裕がなく、学校自体が子ども達にとって楽しいところじゃなくなっているのが現実です。

「社会自体に余裕がない」か・・・

本当にそうだよな~

この問題に対して、私たちができることって何なんだろうね、と旦那と話しながら帰ってきました。

とりあえず、私たちに今できそうなことは
子ども達の「逃げ場所」になれるかもしれない場所を提供することかなぁ・・・。
親も子どもも、一緒に楽しめる場所を作ることができたらいいなぁ。

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