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5人の子育てママの持論①イヤイヤ期について。


川田裕美アナ、2歳長男に「キレてしまう…」 イヤイヤ期に悩み「これは、いつ終わるんでしょうか」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

こんなニュースが目にとまりました。

イヤイヤ期。あったなぁ。。。
今では、5番目の子ももう6歳になったので、2歳のイヤイヤ期はちょっと前の話なので、なんだか懐かしく思っていまいました。

イヤイヤ期が一番顕著だったのは、1人目の長男でした。

いや、顕著だったからなのか、私が初めての経験だったので
びっくりしたり、どうしていいかわからなかったりしたので、鮮明に覚えているのです。

何を言っても「イヤだ!」と泣く
ちゃんと座って食事をしない、手でつかんだり、投げたり、遊んだり・・・食事をする場所がめちゃくちゃ
突然ぶつかってきたり、たたいてきたりする
スーパーでお菓子を買ってと床に寝っ転がって駄々をこねる

など、挙げたらきりがないくらい、何をしてもめちゃくちゃだったんです。

イヤイヤ期のエピソードで、鮮明に覚えていることがあります。

あれは、大宮の鉄道博物館に行った ときのことでした。
帰りに、多目的トイレの中に入ったのです。
2番目がゼロ歳児でずっとおんぶしていたので、おむつ替えもありました。
上の子は自分でおしっこをさせて、そのあとに、子どもを載せておくチャイルドシートみたいなところに座りたいというので、その中に入れたのです。
そして、私も用を済ませて、おむつ替えも終わって、
さぁ、帰ろう!
と思ったら、そのシートから「出ない!!」と言って、
いくら出そうと思って、わきの下を持って持ち上げるのですが、シートの下で足をクロスするので、持ち上げられないのです。
きっともう一人いたら、1人が足のクロスを外して、1人が持ち上げて・・・
とできるのでしょうが、多目的トイレの中に大人は私しかいませんから、
どうしようもないのです。
無理に持ち上げようとすると、大泣きするしで、もうどうしていいかわからなくなりました。

そこで、覚悟を決めたのです。
満足するまで、待とう
と。

多目的トイレの中で、待ちました。
何をしていたのかははっきりと覚えていないのですが、
おそらく携帯で連絡しなきゃいけないことを連絡したりとか、
下の子におっぱいあげたりとか、
そんなことをしていたのだと思います。

多目的トイレに長時間いて、申し訳ないなぁ・・・と思いましたが
特に警備員さんが来ることもなく、
約30分

ただ、チャイルドシートに座っていた長男は、
満足したのか、突然
「帰ろー」と言いました。

「よっしゃー!、やっと帰れる!!」
あのときの喜びは、鮮明に覚えています。

このことから悟った私の持論は、

「イヤイヤ期の子どもには満足するまでイヤイヤさせたほうがいい」

ということです。
研究者ではありませんから、どうしてそうなるのかはわかりませんが、
人間の子どもにイヤイヤ期があって、ほとんどの子どもがそこを通過します。
そういう時期があるということは、そういう時期になんらかしらの意味があるのではないでしょうか。

ということは、その行動を思い切りさせてあげる、というのは理にかなっていると思うのです。

子どものイヤイヤ期に、どうして親が翻弄され、イヤな気持ちになるのかというと
大人の都合に合わせようとしているから
ではないでしょうか。

スーパーで駄々をこねられたら、はずかしい
早く行かなきゃいけないから、待てない
片付けるのが大変だから、こぼしたりしないでほしい

これって、親の都合なわけで、そこにあてはまらない行動を子どもがするから、腹が立つのですよね。
なんとか、親の思うとおりに子どもを動かそう、とするから、その通りにならなくてつらくなるのです。

そもそも、当てはまらない行動をするものだ、それにとことんつきあってやろう
と覚悟を決めてしまえば、何をされても、そう腹がたつものではありません。

そして、何よりも
この大変な2歳のイヤイヤ期は、ほんの一瞬だけだということなのです。

うちの長男も、3歳の誕生日が来た月に、びっくりするくらい
イヤイヤを言わなくなったのです。魔法かと思うくらい!!

これを、イヤイヤ期に思い切りイヤイヤをさせてあげなかったら、
逆に満足しないでズルズルとイヤイヤ期が続いてしまうのではないのかと思うのです。

約1年です。たった1年。
長い人生の中でたった1年くらい、と思えば、どうってことないです。

ちいさいうちに、好き勝手させたり、ワガママ言わせたり、社会のマナーを教えなかったら、大きくなったときに困る。だから、イヤイヤ期とはいえ、好き勝手にさせたらだめだ、
なーんて反論が来そうですね。

でも、そんなことは絶対にありません!と断言できます。

現に、うちの子たち5人とも、社会的マナーを知らない子に育っていませんし、めちゃくちゃな子でもありません。
幼稚園くらいの年になると、ちゃんと座って食事をしていたし、
床で泣きわめいたりもしないし、親にそんなに反抗することもなく、
どちらかというとちゃんとした子に育っていると思います。

だから、心配することはないのです。

子どもがめちゃくちゃなことをやっているのに、
親が注意しなかったら、周りから変な目で見られちゃう・・・
っていうのも、ありますよね。
私も思ってました。
そういうときは、外では形だけ注意しておくのです。
「床に寝ちゃだめよ。起きなさーい。」
って、周りの人に聞こえるように、一応言っておく。
でも、子どもには泣かせたいだけ泣かせとけばいいのです。
子どももずっと泣いていませんから。
満足したら泣き止んで、次のことをします。
それまで、ひたすら待つのです。
それが、一番効果的な対処法だと、私は思っています。

子どもが下に行けばいくほど、
イヤイヤ期につきあっている暇がだんだんとなくなってきて、
下の方の子たちにはひたすらつきあってはいないのですが・・・
でも、もう「適当にあしらう」ということを覚えていますから、
子どもの「イヤイヤ」を無理に抑え込むことなく、適度に対応できるようになっていました。
だから、下の子たちのイヤイヤ期は、そんなに大変だった記憶もないし、
エピソードも覚えていないのです。
「そんなもんだ」と思って対処できていたからですね。

初めての子のイヤイヤ期に直面することは、本当に大変なことです。
私の体験が、1人でも多くのお母さんに役立てばいいなぁと思います。

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