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小中学校の給食について

小中学校で提供されている給食って、本当に助かるというか、あれだけたくさんの食材を使った栄養バランスもとれた食事を、食材費だけでいただけるなんて、なんて素晴らしい制度なんだって、心から思うんです。

でも、子ども達から話を聞いていると、「もったいない」というか、こんな素晴らしいことをもっともっと素晴らしくできるのではないか、と思うことがいくつかあります。

まず、1つ目
「残食が多すぎる!!」

いわゆる、食べ残し問題です。聞いていると、とにかくたくさんの食べ残しが毎日発生している模様。残したものは、全て「まるかん」といわれる、大おかずを入れる入れ物に、全てごちゃっと入れてしまって、処分している様子。飲み残した牛乳なども、そこに全て入れてしまう、と。
この、残り物、全クラス合わせたら、または学校全体でみたら、いや、市内全体でみたら、日本中でみたら、一体どれだけの残食が発生しているんだ??

食料不足で、「コオロギ」などの虫なども食材として食べていこう、なんて取組がありますが、食糧不足~~??!!って疑問に思います。
こんなにも食べ残しがあるのに・・・。

以前、年配の女の先生が子どもの担任だったとき、余ったご飯に塩をまぜておにぎりを作ってくれたことがありました。
おにぎりにすると、子ども達、不思議とたくさん食べるそうなのです。
いつも我先にと奪い合って、食べていたそうです。
だったら、そういう取組を取り入れていけばいいですよね。
例えば、保護者からボランティアを募集して、給食の残りのごはんでおにぎりを作ってくれる人を募集する、とか。そしてその手伝ってくれた保護者の方には、残っているものを好きなだけ持って帰ってもらう、とか。
食中毒の点とか、色々問題はあるのでしょうけど、保護者が自分の責任で持ち帰るのなら問題ないと思うのです。
作ったおにぎりも、子ども達がその場で食べられれば、全然問題ないですよね。


二つ目は、「変な決まりが多すぎる!」

これは、学校にもよるとは思うのですが、
例えばうちの子どもの中学では、
「よそわれたものを全て食べないと、おかわりができない」
という決まり。
やっぱり、それぞれの子どもに苦手なものはあるじゃないですか。
子ども自身が「これ、食べられないなぁ」と判断するなら、そのおかずはそもそもよそわなくてもいいのではないですか?どうせそれは食べられないまま残食となるわけですから。
そして、他のものはまだ食べられるのに、食べられないものがあるおかげでおかわりができない。
それで、残食がさらに増えるし、その子もお腹がすいたまま。
この決まりって、なんだかおかしいなぁと思うのです。

飲めない牛乳も、一口は飲まないといけない。
いや、苦手なものは苦手なんだから、無理に飲ませる必要ないでしょー
それなら、口をつけないで、飲みたい子に飲んでもらったほうがいいでしょー

変な決まりが多すぎるおかげで、色んなマイナスが発生している気がします

三つ目は、「給食もお弁当も選択制にすればいい!」です。


お友達がすんでるとある市では、中学生は、給食もお弁当も選択制なんだそうです。
しかも、メニューを見て、日によって「今日はお弁当、今日は給食」と選択ができる。
これはすごいシステムです。自分が食べられるときや親が忙しいときは給食にできるし、給食のメニューが無理なときや親が作れるときはお弁当にできるって、ほんと効率的!!残食を減らす効果も抜群ですよね。
うちの市でも見習ってもらいたいものです。

全国色々見て行くと、地域によって給食に対する決まり事なんかも全然違うのでしょうね。色んなところの色んなシステムを研究して、もっともっと良くなってもらいたいなぁと思うこの頃。
一保護者が動くくらいで、何か変われたりするのでしょうか??何か一歩を踏み出してみようかなぁ。

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