ピーナッツはいらない
好んでナッツ類は食べない。
味は嫌いではないが、しつこく歯にはさまる感じが嫌なだけ。
柿の種を食べる時もピーナッツは絶対に食べない。
きれいにピーナッツだけを残して誰かにあげるか、捨ててしまっている。
柿の種ピーナッツなしの商品があると知った時は、度肝をぬかれたものだ。
商品化の経緯は知らないがよくぞやってくれましたと。
ピーナッツがあると思って食べる柿の種と、ないものと思って食べる柿の種は、精神的ストレスがかなり違ってくる。
ピーナッツを避ける必要もなければ、ピーナッツを捨ててしまうという後ろめたさもない。
ピーナッツを異物として認識してしまっている部分もある。
ピーナッツがないとノンストレスで柿の種を食べることができる。
これほど贅沢なことはない。
まるでホールケーキを全部一人で食べているかのよう。
幼き頃から大好きでよく食べていた東ハトさんのキャラメルコーン。
これもまたピーナッツが入っている。
柿の種同様、きれいにピーナッツだけを残して食べていた。
大人になってもその行為は変わっていない。
なぜ、ピーナッツを入れる必要があるのだろうか。
ネットで調べてみると、東ハトさんが公式ホームページでご丁寧に説明してくれていた。
よくあるご質問のコーナーにある。
ピーナッツは箸休め的な存在だと。
個人的に、キャラメルコーンに箸休めは必要ない。
キャラメルコーンもかっぱえびせんのように、やめられない、とまらない、のだから。
キャラメルコーンに箸休めの概念はない。
ノンストップで無心で貪り食うものだ。
キャラメルコーンも柿の種のようにピーナッツなしがあればいいのになぁ。
そう思っているのは私だけではないはず。
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