今回のガリベンガーV面白かったし未来を感じた

関東圏でしか放送してないけど、謎のイベントやっている事で有名なガリベンガーVですが、ここ3週ほどひどかったですよね。いくらコロナで収録できないからって3週もつまんない内容を放送するとか、普通に再放送しとけばいいのにと思わずにはいられない出来でした。

そこはどうでもいいのですが、今回のくらげ専門の博物館の話とても良かったです。コロナの影響で通常通り収録できないってハンデを見事に生かしたきった構成で感心しました。

あの番組の弱点っていうかTV番組の弱点って予算がとにかく下りないって事です。別に予算が少ない=つまらないでは決してないし、ゴールデン行って予算付いたらつまらなくなったなんて枚挙にいとまがないのですが、とにかく予算がつかないって事は出来る事が減るって事なので作れる番組内容に制限がかかります。

で、あの番組って毎週見てると気が付くと思いますが、明らかにネタ切れ感が出始めています。でも、今回先生をスタジオに呼ばなくてよくなった事でできる事の範囲が物凄い広がりました。

今回の内容ってほぼ先生にカメラ渡して、自分の職場を紹介してもらうって内容だったのですが、普段は見れないバックヤードを一番詳しい人間が説明してくれるっていう贅沢仕様だったので、楽しく見れました。

地方ロケって金かかるんですよね。技術スタッフだけじゃなくてタレントも送らないといけないし、調整もいろいろ大変で。

結果、スタジオに芸人を集めてyoutubeの動画を流すとかいう冷静に考えてコンテンツ制作する気あるの?と疑問に思うような内容ばっかりになってしまったのが今のTV業界なのですが、とにかくロケっていうのはお金がかかるので構成作家やディレクターがいくらやりたくても予算が下りないっていう構造になっています。それが今回みたいな感じが許されるならもっとロケ増やせるのでやれる事増えるなと素直に思いました。

今回って多分シロちゃん、ピノ様自宅っぽいからロケやってるのに過去最高レベルで製作費かかってないと思うんですよ。それでいて最近の中ではかなり上位の良さに仕上がってるならコスパも凄くいい。

出演者人間だったら違和感でるけど、バーチャルだから画面構成にそこまで違和感もない。ようやくバーチャルタレントの利点が生かせる時代が来たなという感じです。

ただ、やっぱりまだまだ粗削りな所は否めないのでこれからいろいろブラッシュアップして行って欲しいですね。

特に、今回の小峠のツッコミが弱かったのは、やっぱり同じ場所にいない事による弊害でしょう。役者さんが良く言うその場の掛け合いで芝居を作って行くって奴だと思うので、そこが解決できればもっと未来のコンテンツに進めるような気がします。

博物館とかけもフレよろしく動物園とかできれば海外の専門家とかいろいろできると面白くなるなと思いました。



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