Vtuberの生配信が苦手な理由

さて、シロちゃんの毎日投稿が止まって早二か月です。

二か月っていうのは短いようで長い時間です。シロちゃんの動画を毎日楽しみにしてyoutubeに赴いていた私も気が付いたらyoutube行くに習慣がなくなり、無事Vオタから脱出して真っ当な道に戻れそうです。もしシロちゃんが動画投稿を再開してもきっと元には戻れないと思いますが、そこは未来の話なので置いておきます。

ほとんどVオタから抜けれそうな今だからこそ、言いたい事があります。

私はVtuberの配信が正直苦手です。

配信してなければVtuberにあらずと言った時代に何を言っているんだと言われそうですが、Vtuberを知ってアイドル部に嵌っていた一時期を除けば配信単体が好きだった事はありません。そのアイドル部ですら3D化した時にシロちゃんみたいな動画タイプになってくれたらいいのになと思っていました。動画タイプの子のファンサービスの配信も悪くはないけどいつもに比べると正直微妙だなと思っていました。

私がVtuberを知って2年近く経ちました。最初に見たのはキズナアイさんで、そこからシロちゃんに流れた口ですが私が知った時には既に世間状況的には動画タイプの人気がなくなり配信タイプのVtuberの人気が出始めていた時期でした。

最初に思った事はチャンネル見に行って1時間以上あるアーカイブがずらっと並んでいるとかやべーなと思いましたし、毎日のように1時間以上の動画が増えていくなんて狂気かと思いました。はっきり言って世の中暇人ばっかりかよって思いました。

後、このテレビですら録画して好きな時間に見るっていうオンデマンド全盛時代にわざわざコンテンツ側に始まる時間を指定されるっていうビデオデッキのなかった時代に逆戻りって娯楽として微妙過ぎるとも思ってました。更に動画と違って終わる時間も分からない。いつ終わるか分からないって正直イライラしますよね。

と、いう訳で配信関係とは縁がないと思っていたのですが、アイドル部のファンになって配信への嫌悪感は少しは払しょくされましたが、熱心にアイドル部のオタクやっていた時にふと思ったんですよね。

これ、オタクとしてインプットなさ過ぎて死ぬなって

配信熱心に見てると当然他の娯楽に関わる時間が減る訳です。世の中には消費できないだけの娯楽が存在して、娯楽に使える時間っていうのは仕事終わって帰ってきてから寝るまでの数時間しかないのにインプットをここまで落としてしまったら自分を構成する要素が減りすぎてしまう。

1時間ってアニメ二本、ドラマ一本分以上ですからね。2時間ならもはや大作映画レベルです。果たしてVtuberの配信にそれだけのコンテンツ量があるか?

私はノーだと思いました。とてもじゃないですが、そんなコンテンツ量があるとは思えません。Vtuberって切り抜きたくさんありますよね? 切り抜きで満足できるコンテンツってどう考えても濃度低いと思うんですよ。

Vtuberの魅力は双方向のコンテンツだとよく言われます。私にとっての双方向って生放送でのコメントのやり取りではなくて、例えば絵を書いたら本人が反応してくれるっていう話だと思っていましてそこがアニメとは違う大きな利点だと思っています。

またコメントが流れるっていう事による一体感ってありますよね。私は重度のニコ厨やっていた時代もあるのですが、ある時期にニコ動に耐えられなくなりました。その一番の原因がコメントがうっとおしくなりコメント非表示にするならわざわざニコ動なんて使いにくいサイトに行く意味ないと考えたからなので、生配信で延々とコメントが流れているっていうのは少し不快でした。

と、いう事でVtuberの生配信っていうのは私には合わなかったです。でも、そのVtuberの配信アーカイブそのものは次の利点があるので、重宝していました。

Vtuber配信の最大の利点はコンテンツの薄さです。

言っている事がおかしいと思われるでしょうが、疲れて帰ってきた時に劇重コンテンツなんて消費できません。次の日仕事なのに映画なんて見る気置きませんし、大作RPGなんてやる気力沸きません。だからこそゲーム実況って文化が流行っているのです。

私もゲームしながらアニメやドラマ見ますが、難しいゲームである程ゲームに集中しないといけないので、アニメやドラマの方をほとんど見れません。プロメアや攻殻機動隊ではながら作業は無理です。逆にスパロボやドラクエぐらいだったらそこそこながらでも行けます。つまりながらで消費するならコンテンツそのものは薄ければ薄いほどいい事になります。

これが動画タイプのVtuberが人気なくて、配信タイプが人気の理由です。動画タイプは正直世にあるコンテンツとがっつり喧嘩しないといけないのに、配信タイプはむしろ共存できる。だからこそ配信は長時間であればあるほど良いとされる訳です。

と、思っていたのですが、いくらなんでもやっぱり薄すぎるのではないかと言うのが最近の気持ちです。バラエティやドキュメンタリー裏で流している方が良くないかと。

やっぱり人が一人で作りだせるコンテンツ量には限界があるし、編集のかかってない生データは私には合っていないなとyoutubeに行く頻度が減った事で改めて感じました。










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