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眠い文章と田舎と私

20231019の日記

外から声が聞こえる。
幻聴ではなく、誰か近所の人が代行かタクシーか、そういうもので飲み会から帰ってきた音だと思う。
夜中でも、他人の声を聞くと「生きてる人間がいるな…」と漠然と思う。

田舎の夜中は、死んでいる。

今noteを書いている2時などは、もはや生き物すら行動していない。
要するに、そんな時間に外に出ている人など、飲み会から帰ってきた人間くらいしかいないのだ。
私の家の近くは深夜から始まる農作業もないし、深夜にコンビニでたむろするヤンキーなんてものもいない。そもそもコンビニが車で行くような距離にある。
だから、深夜に誰かの声を聞くと「生きてるな…」と思う。

私はそんな深夜が好きだ。
田舎だからか、特に空気が澄んでいる気がする。
おかげで星も綺麗に見える。
道路を通る車もいなくてとても静かだ。
もちろん人もいない。

朝になると農作業が始まる。
まだ稲刈りは完全に終わっておらず、朝からコンバインや軽トラが走る音が聞こえる。
鳥も泣き始める。
最近は鳥が沢山いてむしろうるさいと思うのだけど…鳥は悪くないからね。
そうしているうちに農家では無い家から出勤していく人たちが出てくる。
そうして田舎の朝は始まっていく。

だから、昼になると田舎なりの賑やかさがある。
隣の家同士のつながりがかなり深い。
田舎すぎる故、親戚も住んでいるので、純粋に血のつながりもある。
何か良いことをするとすぐ広まり、悪いことはそれ以上にすぐ広まるのであった。

ゴミ出しついでに井戸端会議をする人もいるし、農作業中にそういえばあそこの〇〇さんが〜と話し始めることもある。
田舎には娯楽がないからこそ、悪口のような「エンタメ」はかなり重宝されている。
私はそういう田舎のつながりが深すぎるところがとても苦手だ。
いいことももちろんある。
家で育てていない野菜を近所の人からもらったり交換したりして手に入れることができる。
それはいいことだけれど、いつも監視されているような感じがしてすごくいづらい。
今では老人たちがどんどん少なくなってきているので、最近は少し楽かもしれない。

私だって派手な服着たいし派手に歌いたいし病んでる時も声出して泣きたい。
でもそれができないから、近くに移住を検討している。
それはまた別のお話.


ちょっと眠くなってきて文字が書けなくなってきた。
頓服は効くまでかなり時間がかかるため、眠くなった時に寝るのが一番である。

こういうところでやめておこうかな。
あとで編集するかもしれない。
おやすみ、世界

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