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【Webライター】収入アップのために今すぐ見直すべき5つの項目

こんにちは!青井です。株式会社overflowデジタルマーケティング支援サービス「forReader」で編集長をしている青井です。

forReaderでは、主に以下のような実績をあげています。

月間記事制作300本
累計84社以上のWebコンテンツの支援・サポート
半年間でDAU15万

私自身、元々はライターとして仕事をしていた人間で、そこから編集者になり、ライターの頃には知ることができなかったメディアの設計や運営などに携わるようになりました。

基本はライターを軸に、採用する側や記事を発注する側の視点も交えて情報発信をしたいと考えています。よろしくお願いします。


この記事は、以下のような悩みを持つライターさん向けに書いています。

・デビューしてから収入がまったく上がらない人
・収入がある程度まで上がったものの、さらに上になかなか上がらない人
・収入が減少してしまうことに不安を覚えている人

ライターの収入はずっと右肩上がりではありません。一定以上報酬が上がらなくなってしまった人、または徐々に減ってしまった人もいるでしょう。そんな人の力に少しでも慣れたなら、これほどうれしいことはありません。

ライターの収入が上げ止まってしまったとき、何をすれば良いのかを紹介していきます。


Webライターの収入の推移タイプ

仕事柄、色々なライターさんとお話をする機会があります。ことフリーランスのライターさんに限っては、デビュー後の収入の推移はだいたい次の3タイプに分かれます。

A.最初から高単価案件にガンガンアサインして稼ぐ人
B.時間とともに収入が徐々に上がっていく人
C.デビュー時と収入がまったく変わらない人

(数値はあくまでサンプルです)

Aタイプのライターは、ライターになる前の経歴や人脈、スキルを活かして仕事につなげる人がほとんどです。いわば、すでに仕事の基盤がある程度できている人が当てはまります。

そのため、ゼロから実績や人脈を作っていくであろうライターは、Aタイプのように最初から高収入を得る、というのは難しいです。

多くの人が、BタイプかCタイプに当てはまると思います。

最初は安い案件から請け負い、徐々に実績やスキルを詰んで収入を上げていく……そんなキャリアプランを思い描く人がほとんどではないでしょうか。

しかし、そうはならずに収入が一向にあがっていかないCタイプのライターさんが、多数を占めているのが現実です。

デビューして半年ぐらい経つのに、一向に収入があがらない。Twitterを見ると、自分より後にデビューした人がどんどん収入を上げていく……ライターってめんどくさいな、もうやめようかな

――ということが心の中を巡ってしまい、デビュー当初よりモチベーションを落としてそのままライターを辞めてしまう…というケースもあります。

また、デビューから半年ぐらいは順調に収入もあがっていたのに、1年ぐらい経ったあたりで収入がまったくあがらなくなってしまう……ということもよくあります。

では、BとCの人は何が違うのでしょうか。
それを知るためにもまず、デビュー後の自分と比べて、次の項目をチェックしてみてください。

箇条書きで書かれただけだとわかりにくいと思うので、もう少し各項目について詳しく解説します。

1. 似たような案件ばかり受けていないか

収入が増えない人によくありがちな動きが、「過去に受けた案件と似たような仕事ばかり請けてしまう」です。

例えば、私が相談を受けた人の中には「クラウドワークスで商品紹介系の仕事しか探さない」という人がいました。

ご存じかもしれませんが、クラウドワークスでライターの仕事を探すと低価格の案件が多く、また手数料が引かれるデメリットがあります。

他の求人サイトやSNSで探したり、仕事を募集している編集者に直接DMを送るなど、選択肢はいくつもあります。

しかし、収入がいつまで経ってもあがっていかないライターさんは、そういった「仕事の開拓」をやりたがりません。

新規を開拓しようとすると、どうしても失敗が伴います。失敗してイヤな気持ちになりたくないですし、面倒に巻き込まれたくもありません。(私も新しいジャンルに手を出して失敗した経験がいくつもあるので、気持ちはわかります)

でも、「収入を増やしたい」なら、過去の仕事よりも報酬の高い案件を受けなければいけません。それなのに、過去の仕事と似た案件ばかり探すのは、行動として収入アップから遠ざかってしまっています。

2. できることが増えたか?

収入アップの一番シンプルな方法は「できることを増やす」です。例えば、執筆できるジャンルを増やせば仕事の選択肢が増えます。より条件の良い仕事を選択することが可能です。

もっと堅実なのは、1記事の中での作業を増やすことです。執筆以外に構成を作ったり、記事に使う画像を作ったり、文章のマークアップができれば、1記事当たりの報酬を増やすこともできます。

できることが増えなければ、報酬はあがりにくいです。
少しずつでいいので勉強して、自分にできることを増やしていきましょう。

3. 1時間あたりの報酬は変化したか?

「以前よりも高い単価の案件を受けているのに、収入が前より減った」ということは、実はよくあります。

その理由は報酬と作業時間が見合っていないからです。

例えば、4時間でできる報酬1万円の仕事と、10時間でできる報酬2万円の仕事があったとすれば(営業や契約などの手続きにかかる時間は省略するものと考えます)、1時間あたりの報酬が高いのは1万円の仕事の方です。

収入アップのためには、「1時間あたりの報酬を上げる」ことが重要になるわけです。単純に高単価の案件ばかりを探すより、「割のいい仕事」を探すように、活動をシフトしていきましょう。

加えて、修正作業や調査作業など、報酬に変化がない作業にかける時間を減らすことも、1時間あたりの報酬を増やすポイントになります。

4. 編集者やメディアとのつながりは持てたか?

仕事は「人脈」がとても重要です。

そして、仕事をもらうためには仕事をくれる側の人間である「メディアの担当者」や「編プロ」とつながることが重要になります。

例えばSNSで、同業のライターやインフルエンサーばかりをフォローしているライターさんを見かけます。それ自体は悪いことではありません。ライター同士で情報を共有したり、悩みを話せる相手を作るのは孤立しがちなライターという職業ではむしろ推奨したいぐらいです。

ただし、SNSでは編プロやメディア担当者がライター募集の告知をしていたり、ライターの経歴を見て直接オファーしたりすることもあります。そういった意味で、編プロやメディアのアカウントもフォローしておくことをおすすめします。

メディアの採用担当や編集者と関わりを持つ機会を設けるのは難しいです。しかし、TwitterやFacebookはそういった採用側の人と関わりを持つ機会を割と簡単に作れますので、積極的に使っていきましょう。

5. 過去の自分の記事を見て修正点を指摘できるか

人脈があっても経歴があっても、肝心の「文章が下手」だと、割とどうにもならないことがあります。

やはり、ライターにとって文章力というのは命綱です。ただし、自分の文章が成長しているかどうかを客観的に測るのは難しいでしょう。

そこで一つの指標として、自分が過去に書いた記事を見て「今の自分ならこう書く」という部分を見つけてみてください。

新しい表現が浮かぶか、もっとわかりやすい言い回しが出てくるか、などなど。それらを多く見つけることができれば「文章力が上がっている」と判断する一つの指標になります。

収入が増えない原因を探って対策を練る

収入が増えない要因はいくつも考えられます。

それは新規案件獲得数の少なさであったり、市場から見てスキルや実績が足りていないのかもしれませんし、あるいは文章力そのものが足りていないのかもしれません。

大事なのは、「今の自分に何が足りていないか」を分析することです。不足しているものを分析できたら、次に「どうすればそれを補えるか」を考え、行動に移します。その繰り返しです。

1人でわかりにくいという場合は、自分のことをよく知っている人に聞いてみても良いでしょう。

とにかくまずは、現在のワークスタイルを見直してみることが、収入アップの第一歩です。

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