面談で痛感した卓越の姿勢
先日、自分が非常に尊敬をしている方に面談をしてもらった。
自分は今、働き始めて2年目が経とうとしているのだけれど、この先どうやって生きていくのか?ということを本気で考えた時に今のまま水産加工の道でいくのか、はたまた別の道を進んでいくのか を深く悩んでいた。
そこで自分が大学時代から非常にお世話になっている方に30分の面談を申し込んだ。ちなみにその方は起業をして上場まで行っている社長なのだが、正直緊張をしていた。最後に会ったのは昨年の夏だったが、そこから何か大きな変化があったわけではなかったし、しかも悩んでいる状態だったのでこのような姿は見せたくはなかったのだけれど、これまで突き抜けてきた方に自分の悩みやモヤモヤというものをぶつけてみたかったので、勇気を出して時間をとってもらった。
簡単ではあるが自分の悩みというと、自分の特質や興味関心、そして環境適正だと水産加工ではなく、人事コンサルのような立ち回りの方がいいのではないか?ただ、コンサルだけでは水産業界が変わらないから水産加工にも携わることが必要なのではないか?つまり、ダブルワークをした方がいいのではないか?と考えていた。
そこに対しての答えとしては
人間はそこまで器用にできていないから何か1つに絞った方がいい
ダブルワークをしようと考えているようだけど、今の仕事をエクセレントにやれているのか?上司からの評価は?社長からの評価は?
今の仕事を満足にできていないのに、他のことをやるのは筋が通らない
それなのに業界のことを語っていても、虚しくなるだけ
業界のことを語るのは、余裕のある人たちで、まずは自分が生き抜くことを第一に考えた方がいい
ミニマム100倍にしてお返しする と言っていたけれど、まだ返してもらっていない
という内容だった。
正直、すごく恥ずかしかった。
自分のことが全くできていないのに、業界のことを語り、頭だけデカくなってしまっていた。自社単位という最小単位ですら何も自分は形にできないのに、それを業界という大きな単位でやろうとしていた。今のままではできないくせに、その現実可能性すらも見当がついていない状態だった。いわゆる「口だけ野郎」になっていた。
そしてその方からは、まずはどちらでもいいからやり切ること。そして卓越することを目指しなさい。というお言葉をいただいた。
では今後どうするのか。
結論、最終的には自分は「水産×人事(組織開発)」をメインに据えていきたいと考えているが、それを業界の面として捉えてやっていく日がいつになるのかはわからない。
ただ、今はプレイヤーとして会社に価値を出すこと。そして認められること。そして自分の考えを形にしていくこと。これをやりぬき、卓越した先に自然とその道が現れてくる気がしてならない。
自分は今、27歳であり、今年の11月には28歳になる。
社会人3年目で結婚の予定もないし、何か強烈な特技があるわけでもない。このまま学生たちが集うシェアハウスで暮らす生活をぬくぬくとしていていいのだろうか とモヤモヤしている節もある。
それでも、まずはこの一年は水産加工に注力し、価値を生み出したいし、自分がこれまでお世話になった方々と仕事をつくる ということをこだわっていきたいと改めて痛感した。
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