27回目の誕生日を迎えて思うこと

実はこの前、27歳の誕生日を迎えた。
正直、少し前までは誕生日を迎えることが何か特別で嬉しいことのように感じていたのだけれど、最近は誕生日に対する特別感はなく、むしろ年齢を重ねていくことへの残念さ のようなものを感じることが多いような気がする。それは周囲に大学生が多く、可処分時間の多さや曖昧模糊とした可能性というものに後ろ髪が引かれているのかもしれないし、何よりも27歳にして社会人2年目で、まだ何もできていない ということへの焦りを感じているように思える。

社会人になって1年と半年。自分はこれといって何か成果を出せたのだろうか。ふと立ち止まると、特筆だったものが思い浮かばない。そればかりか周りに迷惑ばかりをかけてきた時間としか思えず、非常に心苦しいばかりである。

しかしながら「自分は全力を尽くしてきた」とも思えていて、この結果は致し方のなかったものなのだとも思える。25年間の温室とも言える”しあわせ”な生活で培ってきた自分の行動特性を1つずつ理解し、ほぐしていくためには、この時間は必要だっただろうし、これからも必要になっていくのだろう。

ではこの1年間はどうしていきたいのか。
まずは自分がお世話になった水産関係者とお仕事をつくりたい。
一番は学生時代に大変お世話になったインターン先に製品を作って売り込みたい。一人前じゃなくても良い、半人前でいいからなんとかしてお仕事を作りたい。次に水産における互助の場を作りたい。1人で学ぶこと、教えることは地方の中小企業においてはコストがかかりすぎる。これを面で行えるようにしたい。そして、水産に対して興味関心を持ってもらう取り組みをしたい。具体的には「クイズ」というコンテンツを作って興味関心を広げていきたい。もっとやりたいことはあるけれど、まずはこの3つに絞って具体性を上げていきたい。

最近の心境として「あとはやるだけ」という感覚が非常に強い。今まではうまくいったことやいかなかったことに対して一喜一憂をしていたのだけれど、そのムラが小さくなっている感覚がある。目の前の道の起伏よりも高く聳え立つ山を見ようとしているからなのかもしれない。

では自分はこれからどんな山に登りたいのか。
自分の特質、社会の要求、周囲の状況、その他諸々を鑑みながら山をえがき、登っていきたいと思う。

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