世界一の童貞目指して
霧末だ。
突然だが、お前は童貞か?
それとも非童貞か?
まあ正直、どっちでもいい。
今回は、童貞に関する話をする。
今は大分マシになってきたとは言え、まだ、童貞にはマイナスなイメージがあるのではなかろうか。
今更だが一応説明すると、童貞とは、性体験のない男のことを指す。
童貞。
その響きから、未熟な男、非モテ、陰キャ、そういったイメージが連想される。
知らんけど。
だが、こういったイメージは、全くの誤りである。
童貞こそが真の男の生きる道なのである。
そもそもだ。
非童貞の何が偉いのだ?
ただ♀に♂突っ込んだだけじゃねえか。
そんなもん猿でもできるわ。
子孫残すことが勝ち組?
それだったら最強の勝ち組はゴキブリだ!
それをまあ偉そうに猿みたいな人間どもがマウント取ってきてるだけじゃねえか。
特になんだ、あの夫婦円満アピールする理解ある夫君みたいな気持ち悪い奴は。
あんなもんだだのATMじゃねえか。
本当に円満ならわざわざアピールしねえだろ。
そんなことよりも、人間に生まれたなら、もっと高尚なことをしよう。
そう、例えば、童貞を極めるとか。
童貞を極めれば子孫は生まれず、人類の悲劇は繰り返されない。
ハッピーエンドじゃないか。
ちなみに俺は残念ながら童貞ではないが、そんなことは関係ない。
大切なのは童貞を愛する魂(スピリッツ)である。
ところで、こいつを知ってるか?
こいつの名はつみたて次郎。
一昔前は投資ブロガーとして儲けていたが、投資ブログバブルも弾け、今はただのチー牛と化している。
一応説明すると、チー牛とは、チーズ牛丼頼みそうな顔してる奴のことだ。
それだけ聞くとただのチー牛なのだが、奴は先日、30歳の誕生日を迎えた。
そして童貞である。
つまり、魔法使いになったのだ。
一応説明すると、30歳まで童貞だと魔法使いになれるという都市伝説がある。
まあ、チー牛が魔法使いになるなんていうのは今の時代、ありふれているというか、むしろ必然なのかも知れないが、奴の場合、他の童貞と違う面がある。
それは、堂々としているということだ。
通常、童貞は卑屈になりがちなのだが、奴は違う。
堂々と童貞している。
開き直っているのかも知れない。
とにかく、つみたて次郎には、「童貞の才能」があると見た。
つみたて次郎は、常日頃ツイッターに常駐して、童貞道を突き進み続けている。
さて、せっかく童貞を極めるなら、1番を目指したいものである。
童貞日本一。
そこをつみたて次郎が目指すには、大きな壁が立ちはだかっている。
1人は、バキ童ことぐんぴぃ。
知名度抜群のお笑い芸人であり、ユーチューバーである。
正直、芸人の中でもかなりハイレベルな部類に入り、キャラで勝つのは難しいだろう。
バキ童を童貞で上回るとしたら、バキ童が童貞を卒業するしかないかも知れない。
だが、バキ童が童貞を卒業するとバキ童でなくなり、今後の仕事に致命傷を与えかねないので、バキ童は売れ続けても童貞でい続けた方が賢明かも知れない(バキ童のジレンマ)
もう1人は、プロ童貞の山口明氏だ。
デザイナーで63歳らしい。
プロ童貞を名乗るだけあってこちらも相当キャラが濃い。
そしてなんかカッケー!
そして、世界一の童貞なら、多分この人だろう。
ウクライナで116歳まで生きた、故グリゴリー・ネストル氏。
敬虔なクリスチャンで、羊飼いをしていたそうである。
まさに童貞神である。
というわけで、童貞界のホープ・つみたて次郎が世界一の童貞になるには、キャラでは勝てそうにないから、長生きするしかないと思われる。
グリゴリー・ネストル氏を超える117歳の童貞となった時、つみたて次郎は、世界一の童貞となるのではなかろうか。
今、つみたて次郎が30歳だから、87年後、2111年に童貞で生きていればいいということになる。
俺は多分その年まで生きているし、あとは奴次第だ。
ありふれた童貞として終わるのか、それともオンリーワンの童貞になるのか。
その童貞力、見せてもらおうじゃないか。
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