見出し画像

運の居場所をつくる

 自己肯定感を高めるためには、どのような気持ちで過ごせばいいか。いくつか提案してみます。

(1)堅苦しく考えない
 どう生きたって、人生はたかだか数十年です。だから、愉快なことを考える時間をたくさん持ち、嫌な人のことや病気のことを思う時間を減らす。
 
 そして、その日そのときに、何となくしてみたくなったことを行動に移していく。「これいいなぁ」と思ったときに、心が明るくなったり、前向きな気分になったとき、そのひらめきは、天からのメッセージなのです。

(2)今日生まれたかのように過ごす。
 過去のことは、それでよかったんだと肯定する。未来はどうなるかわからないから面白いと考えてみる。何か決めなければならないときは、過去の枠組みにとらわれないで直感にしたがう。

 慣れ親しんだ道を歩むより、新しいことにチャレンジするほうが、世界が広がり、人生の豊潤さを味わえます。

(3)人のせいにしない
 生きてたら、うれしいこと、腹の立つこと、辛いこと、情けないこと…。いろいろありますが、それらは、みんな「人生を彩る飾りもの」です。「飾り」だから、まったくないのも味気ないので、多少はあったほうが賑やかで退屈しない。嫌なことが起きたときは、それくらいに鷹揚に構えて受け流してはいかがでしょうか。

 やってくるものは、縁があるからやってくるの。たとえ、好ましくないことが来たとしても、天が「こういう経験もしておいたほうがいい」と授けてくれたのだから、人のせいにしたり、言い訳などしたりせず、やってくるままに潔く受け入れることをお勧めします。

(4)主役を降りる
 願望の実現をはじめ、ものごとがうまくいくときは、エゴ(自分は特別であるという意識)が消え去ったときです。言い換えれば、自分のことを忘れたとき、肩の力が抜けたとき、心が安らかなとき。

 だから、出しゃばらないこと。「我先に」という気持ちや「自分が、自分が」という主役になりたい欲求を薄めて、脇役を楽しみましょう。大抵のことは人に譲り、相手の都合に合わせてあげる…。「多少は損をしてもいい」という心の余裕が、運の居場所をつくるのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?