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世間体を気にする人たちへ

 この度のコ○ナ騒動。「自分が罹ったら、周りに何て言われるか!」とウイルスよりも世間の声を恐れて、過度に自粛し、窮屈な日々を過ごされた方もいらっしゃるでしょう。

 そこで、「人とはどういうものか」を理解しておくと、他者から何を言われても、心を乱すことが減り、比較的穏やかでいられます。大事な視点を三つご紹介しましょう。

 ①世間って誰のこと?
 世間体が気になる人も多いと思いますが、世間って一体、誰のことでしょう。まさか、日本国民全体ではないでしょう。世間とは、周りにいる人たち。なかでも、あなたとウマが合わない人、あまり大切ではない人、どちらかと言えば嫌いな人たちのことではないですか?

 世間とは、そういう「どうでもいい人たち」数人のことですから、彼らから何を言われても、気にすることはありません。

 ②互いに違う世界に住んでいる
 自分の意見が否定されたら、落ち込んだり、相手に反発したりしがちです。そもそも他者とは「立場、常識、ルール、ものの見方、感じ方」、一言で言えば「世界が違う」のですから、意見が違って当たり前。

 ですから、批判されたときは、「そういう考え方もあるのですね。あなたの世界からはそう見えるのですね」とさらりと受け止めて、参考にできる点だけ取り入れたらいいのです。

 ③自分のことを認めてほしい人たち
 衣食住が足りている現代で、人々が最も心を砕いているのは「承認欲求」を満たすことです。

 「認められたい、褒められたい、わかってもらいたい」という願望に突き動かされて生きていると言っても過言ではないでしょう。ですから、人は、承認欲求が満たされたときご機嫌になり、それが抑圧されたら混乱し、トラブルが生じることにもなります。

 人と接するときは、上記の法則をいつも意識していましょう。

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