対処する人生→眺める人生へ

 　問題が生じたとき、それを「何とかしなければ」と対処することに頑張っていませんか？問題を解決しようと「対処する」人生から、それをあるがままに「眺める」人生へとシフトされることを提案します。「眺める」の代わりに「面白がる」でもいいですね。

　これは映画鑑賞に例えるとわかりやすいです。
　「オギャー」と生まれたとき、私たちは、この地球という映画館に入ったのだと想定してください。きっと、いま目の前で上映されている映画(現実の人生模様）をハラハラ、ドキドキしながら追っていくでしょう。そのストーリー展開や出演者、セリフの言い回しなどを、自分の都合のいいように変えてやろうとは思わないはず。

　この現実の人生も、「なんとかしよう。未来を変えてやろう」という発想を手放し、未来というストーリーを眺めて、その時々に湧いてくる感情を面白がろうという発想に転換してみてはいかがでしょうか。このほうが、じっくりと人生を堪能できますよ。